第4回 角川文庫キャラクター小説大賞
受賞作発売決定

大賞『ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲』(大塚已愛著、『夜は裏返って地獄に片足』を改題)が2019年4月24日に、優秀賞『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』(朝田小夏著、『新米巫女、彩蓮がゆく』を改題)と読者賞『帝都つくもがたり』(佐々木匙著)が2019年5月24日に角川文庫より発売!!

大賞

『ネガレアリテの悪魔 贋者たちの輪舞曲』

著者:大塚已愛(おおつか・いちか)

イラスト:THORES柴本

真実を見抜く眼を持つ少女×記憶を失った美貌の人外二人が出逢ったとき、世界のすべてが反転する。

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《あらすじ》
19世紀末、ロンドンの画廊で展示されたルーベンス未発表の「真作」。エディスはその絵に目を奪われるが、見知らぬ美貌の青年は「贋作」と断言した。数日後に画廊を再訪したエディスは、突如色彩が反転した世界に閉じ込められ、絵の中から現れた異形の怪物に襲われる。間一髪のところを救ってくれたのは、サミュエルと名乗った先日の青年だった。贋作に宿りし悪魔を祓え――少女×人外の麗しきコンビが贋作を巡る謎に挑む、冒険活劇がここに開幕!
著:大塚已愛
静岡県出身。2018年「夜は裏返って地獄に片足」で、第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈大賞〉を受賞。また同年「忽怪の憑」(改題:『鬼憑き十兵衛』)で日本ファンタジーノベル大賞2018を受賞。
《担当編集より一言》
少女×人外の組み合わせにときめかぬ乙女がいるだろうか(反語)。選考会の時から大塚さんの作り出す世界観は高く評価されていたのですが、刊行に向けて改稿を重ね、すべての魅力をパワーアップした状態で皆様にお届けいたします! 絵画を愛する少女エディスと美貌の人外サミュエル、それぞれ何かが欠けている二人が出逢い、お互いを思い合い、異形に挑んでいく姿に胸が熱くなること間違いなし! 麗しいTHORES柴本さんのカバーイラストを眼に焼き付けながら本編を読み進めて下さいね。

優秀賞

『天命の巫女は紫雲に輝く 彩蓮景国記』

著者:朝田小夏(あさだ・こなつ)

イラスト:Laruha

おてんば巫女が国の後継者争いに巻き込まれる!?  巫女×王宮×ラブの大本命中華ファンタジー!

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《あらすじ》
新米巫女の貞彩蓮(ていさいれん)は、景国の祭祀を司る貞家の一人娘なのに霊力は未熟で、宮廷の華やかな儀式には参加させてもらえず、言いつけられるのは街で起きた霊的な事件の調査ばかり。その日も護衛の皇甫珪(こうほけい)と宦官殺人事件を調べていると、美貌の第三公子・騎遼と出会う。なぜか騎遼に気に入られた彩蓮は、宮廷の後継者争いに巻き込まれていき……!?
著:朝田小夏
1980年静岡県生まれ。Hartnell College卒、The Art Institute of Seattle卒。本作で第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈優秀賞〉を受賞。
《担当編集より一言》
1次選考で担当リストに入っていたのが、彩蓮との出会いでした。彩蓮のくるくる変わる表情と人を想うひたむきでまっすぐな姿に惹かれ、一気に彼女のファンになりました。呪術を使って巧みに攻め込んでくる敵国から、どうすれば景国を守れるの? いつも一緒にいて安心できる皇甫珪と、高貴で冷たいけれど側にいてあげたくなる騎遼、どっちを選ぶの? 大陸を駆け抜ける彩蓮の活躍から、目が離せません!

読者賞

『帝都つくもがたり』

著者:佐々木匙(ささき・さじ)

イラスト:斎賀時人

第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉受賞作! 怖がり文士とS系三流新聞記者――凸凹コンビの怪異譚!

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《あらすじ》
舞台は昭和初期の帝都・東京。酒浸りで怖がりの文士・大久保のもとへ、腐れ縁の記者・関が訪ねてくる。大久保の借金の肩代わりに、怪談を集める協力をしろというのだ。嫌々ながら大久保(と関)は、日常の中に潜む怪異に遭遇する羽目に。「赤ん坊」の幽霊に脅かされる女学校の教師・松代は、とうとう入院にまで追いやられる。様子を窺う少女・透子の存在に気づいた関は、二人のただならぬ関係に感づき……(「壱話 赤子をよばう」より)ほか、全10編を収録。身近な怪異を小気味よく描きながら、徐々に浮き彫りになっていく大久保と関の過去からも目が離せない。
著:佐々木匙
1981年、神奈川県川崎市生まれ。国際基督教大学卒業。2018年「帝都つくもがたり」で第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞し、デビュー。
《担当編集より一言》
この作品が受賞した〈読者賞〉は、全国の目利きのモニター書店員の皆さんから一番の支持を集めた作品に贈られる賞です。全10編からなる本作は、私たちが過ごす日常の中にもふと起こりえそうな怪異を通じて、その裏に潜む人間の業を炙り出し、1編1編はあっという間に読み終えられてしまうボリュームながら、時には泣かされてしまうこと請け合い。そして、売れない文筆家・大久保が人知れず抱えるトラウマとは? 大久保と関の緩やかな関係性の変化にもぜひご注目ください。

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