いただきましたモニター当選者の皆様のご感想は、こちらのページ上にて掲載させていただきます。感想を御覧になって、お好みの本を見つけてください。

風水天戯 巻之一 開け! 運命のとびら

■第7回モニター「風水天戯 巻之一 開け! 運命のとびら」望月もらん

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

しおり子 さん (10代女性 学生)
 読み始めると、とまらなかった。すぐに物語にすいこまれて、一気に読んでしまった。
 話もキャラクターも面白く(思わずつっこみしちゃうほど)、風水のことがわかったり、もう……いちばん好きな作品だぁ!…です。二度読んでもあきません。キャラクターたちは、個性が伝わってきて、「生きているみたいだ」と思いました。次の巻がとても楽しみでしかたありません。がんばってください。すっごく応援します。
 好きな登場人物は、英祥です。やさしくて、まじめで、弟を大事にしていて(少々いきすぎてはいるが・・・)、面白いから! 羅生と羅生の母の喧嘩場面も印象的でした。新鮮で面白いやりとりだった。
小春月 さん (20代女性 学生)
 中華風ということで、彩雲国物語や「十二国記」のようなものを想像していたのですが、しばらく読むうちに脳内イメージを書き換えました。楽しくって、気づけば読み終わっていました。ふう…と奥付を見て息をついた瞬間、もう一度と頭にもどって最初から。 登場人物たちがそれぞれに色鮮やかで、くるくる踊り舞う紅葉を見てるみたいでとっても楽しい♪ なんど読んでも新鮮さが溢れてます。これが大賞作の凄さなんだ! 一時だって、目を離したくないんです。蒸籠を開けた瞬間の楽しみがぎゅっと詰まってる感じなんだもの。 星淑が子供にみえて、かわいくって仕方ない。 そういえば、最後の最後で笑いました。いつのまに、星淑が風水な子になったんでしょう(笑)と。風水天戯と風水に夢中になりそうな予感。そして、来たれ、風水の時代! 
 好きな登場人物&印象に残った台詞場面、じつは決められません。すべてがすべて、大好きになったのに! この作品が(を)世に出てきてくれて(出してくださって)、ありがとうございます。きっと、発売日には本屋さんに直行します。これからも、すてきな本を作り出してください!!
もちょ さん (30代女性 会社員)
 生き生きしていて、読んでいて気持ちがよかったです。
 時代も環境も立場もまるっきり違うけれど、きょうだいを持つ私は、この三兄弟と出会って、きょうだいってなんだろうと考えさせられました。にしても、正直少女小説らしからぬ作品でびっくりしました(笑)。これを大賞に選んだビーンズ文庫編集部はすごい、勇気があるなと。少女小説と思って読んだら大間違いですね。その枠をぶち破っています。少女小説の概念を覆すモンスターな作品のお出ましに、一読者としてこれからが楽しみでなりません。
 好きな登場人物は、星淑のお父さん(皇帝)です。こんな男はだめんずだとわかっているのですが、ですが好きです! みんなを手のひらでもてあそんでる感はするし、諸悪の根源みたいなもんだし、腹黒そうだし、女が二十五人もいるし、なのに、それなのに憎めない愛すべき親父ですv 次点で三兄弟。みんな魅力的! とにかく続きが気になります。続き、がんばって出して下さい!
黒猫 さん (40代女性 主婦)
 国政を放棄した皇帝の代わりとして政を仕切り、世の中の清濁を熟知している長子と、いつもその彼と比べられて劣等感を抱く弟。そして、そんな二人の相容れない関係を知りながらも過去の幸せが忘れられない純朴な末弟。単なる異母兄弟間の複雑な心境だけでなく、皇子として政治的な思惑が絡んでくるややこしい状況。これからの展開にワクワクします。きっと風水に興味を持った末弟が一番のカギなんでしょうね。彼の性格の良さ、おっとりしたところ、臆病なところも含めて全てが可愛い。何とか力になってあげたいと周りに思わせるところは役得、いやいや人望かな?
 そして、政治を放棄しているように見える皇帝も、実は裏に思惑がありそうな・・・。陰謀や嫉妬が渦巻いている宮中なのに、どこかのんびりとした能天気さが漂うキャラに救いがあります。
 私も星淑と同じように風水についてはド素人。師匠の話もまったくチンプンカンプンで分かりません。でも何だかすごい力だということはビンビンに伝わってきます。次の巻では、もう少し分かりやすい事例が出てくれればなーと期待します。
カナデ さん (20代女性 学生)
 ……面白かった、と一言で片づけてしまうのが惜しいような気がしています。毎日少しずつ読み進めていたのですが、「今日は此処まで!」と付箋を貼るのがもったいないような気持ちでいつもいました。この物語の何が魅力的かって、登場人物たちです。主人公である星淑はもちろん、最初はいじめっ子×やられ三枚目ポジションでしかなかった祺瑞が、話を読み進めていくうちに彼の苦しみや、葛藤をなぞっていくことで、最後には私の中で憎めないキャラにまで変化を遂げていたのには驚きました。星淑の子どもらしさと、育ってきた環境によって彼の中に育まれてしまった卑屈さを兼ね備えたところに彼の魅力はあると思います。ただの「前向きで明るくて…」という典型主人公の嫌味さを感じずに済んで、ひねくれ者の私としては嬉しいですし、それでも顔を上げて、自分の出来ることをやろうとする姿勢、純粋な兄への想い、星淑の優しさから源となる強さなど…素敵で可愛らしくて、ときめいたところを挙げればキリがありませんが、心打たれました。
 上でさんざん星淑かわいいお持ち帰りしたいとほざいておいて何なのですが、一番好きなのは長兄です。大変ベタで申し訳ない。しかし、正直に言えばみんな大好きなので選びがたいです。夏皇貴妃もけして嫌いになれない…! 英祥の何が良いのかと言えば彼の良くも悪くも王子的な性格と、ギャグ面での抜け感です。星淑とのやりとりも良いですが趙子風さんに対してはそれが顕著だったと思います。面白いし可愛いし、愛しい…!お気に入りのキャラです。
 また弟に対して見せる優しさ、いずれは王になるものとしての非情さを持った彼は星淑からも理想の兄であり、支えてあげたいひとなんだというのが良くわかります。主人公が大好きなひとを大好きになれる。きっと、私は読んでいるうちに星淑の想いに同調し、英祥の魅力を深く感じるようになっていたのではないかと思います。それってこれがとても、素敵な物語であることの証明なのではないでしょうか。祺瑞も含めて、この兄弟たちがとても好きです。
 最初から終わりまで素敵兄弟を堪能することが出来て大変嬉しかったです。少女小説で恋愛メインじゃない、というなかなかに異色な作品ではあるかと思いますが、そこがこの作品の良さであり、面白いところなのではないかと勝手に思っております。良い意味で濃いキャラクター、興味深い風水の世界、忘れてはならないのがセンスたっぷりのコメディ要素。時にほろりとさせちゃう、なんて!実に一粒で二度美味しいどころか、一冊で十冊分(少なめに見積もって)楽しい作品でした。心に残しておきたい、素敵な物語をえがいて下さってありがとうございます。今後も風水天戯をめぐる物語が発展していくことを心から願っています。心からの応援の想いが伝わりますように。
はく さん (20代女性 学生)
 読後に初めて思った感想は「さすが大賞」の一言でした。大賞の名に恥じぬ素晴らしい作品でした。今までビーンズ文庫を愛読していましたが、ついに大賞が出たと聞いて一体どんな作品だろうかと心待ちにしていました。もちろんその分他の読者もそうだと思いますが、私の中でのハードルが高くなっていました。でも、読みだすとそんなハードルすぐに超えていました。この作品は全体的に明るい作風で、兄弟の絆について考えさせられました。もともと風水には全くと言っていいほど興味がなく、大賞受賞作品が風水の話だと聞いて話に引き込まれるか不安だったのですが、読みだすと逆に風水への関心が高まり、風水についてもう少し詳しく知りたいと思いました。ただ、発売前の原稿なので挿絵が入ってないのは当たり前なのですが、発売される単行本の方には羅盤の図などを入れてもらえた方がより物語に入り込めると思いました。話の展開、出てくる人物、全てにおいて魅力的でした。風水に興味を持っていない人にもお勧めしたいです。この作品が多くの人に読まれることを願っています!
ヒロ さん (10代女性 学生)
 勢いがあって、最後までいっき読みしちゃいました。
 このまま終わっちゃうのかなー、と思っていたところからのどんでん返し。まったく予想がついてなかったので、え? え??と戸惑いました。元気いっぱいな星淑に癒されます。
 好きな登場人物は、趙子風。敬語だし、真面目そうなキャラだと思っていたんですが、いい意味で人間くさい(笑)最後の英祥とのやり取りはふきだしました。かわいい!
yuiko さん (10代女性 学生)
 兄弟の内部での不出来なことによるコンプレックスでのもめごとから物事は進んでいくけど、その中に風水を取り入れる視点の新鮮さに引き込まれました!! そこで、風水!? みたいな意表をつくような主人公星淑の考え方、意外な才能。キャラが立っている小人な老人楊老師など一人ひとりが大好きになった本でした。
 好きな登場人物は、英祥!! 星淑のことを自分の難しい立場にありながら思いやってくれる姿が好きです。…つまりは星淑のことが一番好きなのかもww
 もう今すぐ次巻が待ち遠しいです。
なな さん (10代女性 学生)
 面白かったです。始まりの何気ないお話から段々と加速していき、一気に読めました。風水で部屋を変えることで色々うまくいく様子などもとても楽しかったです。脇役まで丁寧に書かれていて、ラスト近くに再登場すると嬉しかったです。出会いが大切にされていて温かいなと思いました。
 星淑が一番気に入りました。やっぱりお話全体がこの子の性格の良さで溢れていて、素直に好きになれました。14歳という現代だったら中学生の年齢なのに、純粋で世間知らずなとぼけっぷりに最初は小学生くらいのほうがあってるのでは? と思ったのですが、クライマックスの意思の強さは男らしくもあり、かっこいいです。一番ではないのですが、英祥と趙子風のコンビも面白くて好きです。
アッぺ さん (10代女性 学生)
 少女小説で、風水師というのは初めて読みました。また、少女小説と言えば、美形男子・ラブファンタジーが定番ですが、この作品には美形男子が出てきません。(英祥兄上は美形と表記されいませんが、美形な感じがします。)でも、読めば読むほどキャラクター達の人柄が出てきて、話に引き込まれてしまいした。ただの好色オヤジかと思っていた皇帝が良いお父さんだったり、祺瑞兄上もわがまま乱暴公子というわけでは無かったりと、いろいろな展開があったので、これからの話がとても楽しみです。好きな登場人物は、主人公の星淑です。とても頑張り屋さんで、周りに気を使える人。なごみ系なのか他人に警戒されない。弟に欲しいと思いました。星淑が英祥兄上に祺瑞兄上を助けてくれるようにお願いする場面が印象に残っています。やっぱり兄弟なんだなーと思いました。
ゆん さん (20代女性 学生)
 皇位継承権争いをめぐり起こった事件はとてもよく構成されていて飽きさせない内容だったが、この主人公、例えば蘇嬌杏や侍女の佳春とのやりとりにも思春期の少年らしい照れというものは全く感じられず、星淑らしいと思えばよいのかもしれないがトキめく場面がないのが残念である。
 自分一人が犠牲になれば皆を救えると思い、その思いのままに行動した星淑のぶれない真っ直ぐなところに好感を持ったが、大人になる前の14歳という少年だからこそのものなのか、これからの展開の中で彼がどう成長していくのか知りたいところである。なにはともあれ、各登場人物は良い味を持っているし、ファンタジーとしては大変面白いと思うので小中学生におすすめしたい一冊である。実は私も鳥取出身なので、鳥取県出身の作家さんということで、受賞が決まったときより影ながら応援していました。これから先、星淑をはじめとして、彼を取り巻く回りの面白い人たちとの関係がどうなっていくのか楽しみにしています。頑張って下さい!
蒼風 さん (20代女性 学生)
 人情味にあふれ心が暖まるストーリーでした。人の心の闇を描きつつも星淑の純粋な心が周りの人を良い方向へ導いていて、表面上は嫌な奴でも、真の部分では良いところがあるのだと感じました。 前半では比較的穏やかな話の進みで、本当に風水ってお片付けの術、あるいはリフォーム術なのでは、と思ってしまいました。しかし、後半からは目まぐるしく進み、ファンタジー要素満載の激しいバトルが展開され目が離せなくなりました。
 愛憎うごめく宮廷を舞台とする中で、素直な気持ちを言うことができず闇に沈みそうになる心を星淑はその小さな光でその闇を照らし、開運をもたらすというこの物語は、今まで読んだことがなくとても新鮮でした。風水の知識も事細かく記されていて緻密な印象を持ちました。ストーリー展開はとても面白かったのですが、風水の専門用語が多いため、読みにくさを感じました。
 すべての問題が解決された訳ではないので今後の動きがとても気になりました。特に韓潤が次にどんなことを仕掛けてくるのか楽しみです。 次巻も楽しみにしています。頑張ってください。
シオン さん (20代女性 その他)
 閉ざされていた世界の扉が開き、とまっていた時がゆっくりと動きだすように星淑の世界が『風水天戯』をきっかけに広がっていくのが読んでいてよく伝わってきました。主人公の純粋であどけなさがのこっている性格と楊老師とのやりとりをしている場面がほのぼのとしていて面白かったです。全体的に展開などに無理がなくて読みやすく、最後までいっきに読めたのですが文章や単語(地位や役職)などがかたく難しかったりするところも多々ありました。
 登場人物はそれぞれ個性的ですが、あまり今回は登場しなかった人物なども含めてそれぞれ過去に色々な想いをはせながらそれぞれの信じた未来をつかむために進んでいくだろうなと思いました。好きな登場人物は、楊老師です。ほんわかしていて、読んでいて明るくほのぼのとさせてくれ元気をもらえるようなところが好きです。
 読みすすめていくうちに、展開がよく魅力的な登場人物も多かったです。あまり登場しなかった人物はまだわからないことも多いけれど過去や未来(展開)の大切な何かを感じさせてくれて次回作も読んでみたい思わせてくれる素敵な作品でした。
カメドン さん (20代女性 無職)
 登場人物の元気のよさと、風水を使用しての展開の読めなさに嵌められました。お話は、お笑いかと思うくらい面白くテンポ良く進むのですが、風水という身近で、妖しげな手法に、先の展開が読めない為久しぶりにワクワクしてしましました。それに、「登場人物が本から飛び出して来そう。」なんて思わせられる稀有な体験をしました。これも風水の妖しげな術のせいです。きっと望月もらん先生がなにかやったのでしょう! ついでに、「次巻の発売予定はいつですか?」と思わせられる何かの術にもかけられました。
 好きな登場人物は、楊老師です。本当は凄い人なのに超おちゃめで、ラブリーで、かっこいい!真にパーフェクト虫爺!星淑との絡みで、彼のかわいさを引き立ててくれるし、最高素敵な老師です。楊老師の「なにが、お片づけ術じゃ、崇高にして偉大なる風水術をそんじょそこらの主婦の知恵みたいに言うでない!」 お片づけ風水や断舎離が、流行っているので、誤解してました。衝撃のあまり、楊老師に「ごめんなさい。」とお詫びを。
あおこん さん (20代女性 会社員)
 今後の展開が楽しみです。風水って、まったく馴染みがないんで、方角とか本質?気とか、自分の勝手な想像で読みましたけど、あまり気にならなかったし、風水を良く知らなくても面白かったです。それに、星淑が結構ちゃっかり君でありつつ一途で可愛かったです。主役はもちろん、周りの登場人物も謎を秘めつつも、しっかりと書かれていて、とても本の中の世界に入りやすかったと思いました。太子が清廉潔白の完璧人間でなく毒舌なところも好きです。読後は、風水対決とともに、なにやら思わせぶり、実はあなどれなそうな父帝と息子達の関係も気になるところです。
 好きな登場人物は、星淑です。なぜなら、なんだかんだと困難があっても、辛くても、最後には自分の思う通りできてしまうから。天に愛され羨ましい。勉強も武道もからっきし、いじめられっこ要素たっぷりなのに、明るくて楽しくて、思わず笑ってしまう主人公の成長物語に、自分も元気をもらいました。
きたっち さん (20代女性 会社員)
 読みやすくテンポの良い文章で想像しやすく、その想像の続きが気になって一気に読んだ。シルエットクイズとかしたら一発で分かるぐらいにキャラ一人一人がしっかりしていて良かった。英祥、佳春早く結婚出来るといいね。
 好きな登場人物は、楊老師。「彩雲国物語」の羽羽みたいな、ちっちゃくてモフモフしてそうな老人が好きである。星淑の風水でこの作品に幸多からん事を。
春名 さん (20代女性 会社員)
 読み終わった時に心がほっこりあたたかくなるような作品でした!私自身が風水に詳しい訳では無いので風水の専門用語は少し難しく感じましたが、すごく読みやすい文章なので途中で詰まることなくサクサク読めます。星淑の性格も感情移入しやすい理由の一つだと思います。公子にも関わらず気取っていなくて庶民的は雰囲気さえあるので感情移入しやすい読者の方も多いんではないでしょうか。他の登場人物達も良いところだけで無く欠点もあるので人間らしくてそれぞれがとても魅力的です。そして人の優しさや絆を感じることも出来ました。時間が止まる事は決して無いけれど、季節が移り変わろうとも決して変わらないものもあるんじゃないかと思わせてくれました。ぜひ続編が読みたいです!! 好きな登場人物は、祺瑞です。読み始めた時は幼い時に比べて何でこんなにひねくれてしまったんだろうと思いました。でも読み続けていくうちに母からのプレッシャーや常に兄と比較される悔しさがわかりました。彼にはいつかちゃんと幸せになってもらいたいです。
リディ さん (20代女性 学生)
 『ライトノベル』(軽い読み物?)というくくりが全くふさわしくないと思えるほど、緻密にストーリーが展開された読みごたえのある日本初本格中華風水ファンタジーでした! ビーンズ文庫は女の子向けの、あふれんばかりの恋の物語が多いですが、この『風水天戯』は普通の児童文学作品を読んでいるような、初めてハリー・ポッターを読んだ時のような、わくわくドキドキするような心地で読み進めました。主人公・星淑くんのまっすぐさとアホさが魅力的です。世の中の大多数の人は普通の人です。スーパーヒーローよりもずっと身近に感じられます。人は一人きりではない、つながりの中で生きていくのだと、誰に教わらなくてもちゃんと知っている星淑くんは、きっとこの世知辛い世の中で生きている、心身ともに疲弊したティーンエイジャーたちを勇気づけてくれることでしょう!
 一番好きな登場人物は公子の英祥さんです。彼も星淑同様、権謀術数渦巻く政の世界で育ったとは思えないほど、まっすぐで優しい心持った人だなぁと感じました。公子という立場上、星淑ほどのんきな子ではいられず、時には冷酷な判断も下せなければという覚悟を持っているようですが、やはり兄弟、二人の本質は非常に似ていると感じました。ちょっととぼけたところがあるところも(笑)。趙子風さんとのコンビもまじめにコントをしているようで笑えました。
 とっても面白かったです。私は風水になじみもなく、ちょっとうさんくさいなぁと思っていたのですが、『風水天戯』を読んでがぜん興味がわきました。部屋の気を流れを良くすればいいことあるかな?と、とりあえず風通しを良くしている今日この頃です。近頃もっぱら暗めのミステリー本ばかり読んでいたので、食後のグレープフルーツのように読んだ後爽やかな気分になれるこの本で、元気と若気をもらいました。これからまだまだいろいろな出来事が起こりそうな今後の展開を楽しみにしています!
かなみん さん (20代女性 会社員)
 自信ナシ、取り柄ナシ、いいとこナシ。そんな三拍子そろった主人公と、小さな老師のやりとりがとても微笑ましく、また、後半は、何の力も持ってなかった少年が家族への熱い想いで周りの運命を変えていく姿に、読んでるこっちまで応援したくなる一生懸命さに胸が打たれました。ただ、主人公は、特別なのか違うのか、やれば出来るのか、それでも駄目なのか、がいつまでもアヤフヤで、若干スッキリとしない印象でした。ダメな彼が選ばれた特別な人ならば、最後にはっきりとその特別な素質を見たかったし、愚図ながらもやれば出来る!姿をもう少し見たかったです。
 ですが、主人公の直向きさと純真無垢な家族への愛は、読んでいてとても惹かれるものがありました。また、二人の兄上の捻くれた兄弟愛も読んでいて、じれったいのに憎めない感じでした。まだまだ、序章なのが見て取れる巻なので、主人公の本当の素質や、風水天戯とは何なのか、老師の謎や、その後の兄弟関係など…気になること盛りだくさんで続きが期待大!の作品でした。
 好きな登場人物は英祥。ツンデレ太子が最高です。(笑)太子としての非常とも言える冷静さと、有能な姿や、無力に悩む人間らしさ…かと思えば、兄として弟にデレデレで、命をかけてまで助けちゃうような、ツンデレギャップに胸キュンしっぱなしでした。(笑)
 とりあえず読んでみて!そして、その独特の魅力にはまってみてもらえたらと思います!
ハセ さん (20代女性 会社員)
 この甘ちゃんが!! そんなに上手くいくかぁ!! なんて。。でもどうしてか、この能天気で優しい子の未来が明るいことを願ってしまいます。星淑頑張れ!! 楊老師、彼を立派な風水師にしてやってくだされ☆ 好きな登場人物は、祺瑞です。意外と化けるキャラクターな気が。化けてほし〜。
 瑞々しくてフレッシュで、これからどんな物語に成長するのかすごく楽しみです。何だか色々夢見れなくなってる中途半端な社会人の視点で読むと、これから思いっきり厳しい壁にぶち当たって、悩みに悩みぬいてほしいです。そして最後に希望があってほしい。母性本能をくすぐられる作品ですね。次回作が楽しみです!!
灯香 さん (20代女性 学生)
 最後まではらはらしながら読みました。登場人物一人ひとりがはっきりしていて、彼らが走り回っている様子が読んでいて浮かんできます。それぞれがまだ隠している部分がありそうで、これからどのような展開が待っているのかがすごく楽しみです。星淑を間に挟んだ三兄弟の仲が変化するのか、そのままなのかも、今後目が離せないところです。風水についてはあまり知識がないのですが、一般に言われている方角と家の間取りや家具の配置だけではなく、個人の運勢の関わってくるみたいで、自分ではどうなのかなと気になりました。風水の知識がもう少しあれば、また違った楽しみ方が出てきそうです。
 楊老師が好きです。姿は手乗りおじいちゃん。でも知識は豊富で、いろいろと文句を言いながらも星淑のことをしっかり見ていて、頼りになるところが素敵です。同じくらい英祥の好きです。太子として冷徹な面を持ちながらも、星淑のことを心配する普通のお兄さんなところもあり、どこか天然な雰囲気がうかがえて、そんなギャップがいいです。
 まだまだ波乱万丈な人生を送りそうな星淑の今後が気になります。周りの人たちもいろいろと癖のある人が多くて目が離せません。これからどんな物語が展開されていくのか、楽しみにしています。
おみそ さん (20代女性 学生)
 この物語で好きだったのは、風水という難しい題材を用いているにもかかわらず、読みやすいことです。ライトノベルだけれど真面目で何か訴えられることがありそうな話は好きです。ただあまりにもあっさり(人物の思考が単純)した話なので、もう少しひねりや伏線はほしいです。
 私が好きだったのは少ししか出てきていないけれど、佳春が好きでした。一番人間味あふれているというか、一番感情移入しやすかったです。彼女がいたから物語に入っていきやすかったように思います。(最初に「佳春」という名前出てきて、「佳春って誰?」という目線で引き込まれて行きました。これを伏線といえるかわかりませんが、こういうのが沢山あったらうれしいなぁと感じました) 星淑が佳春らのところに「ただいま!」と帰ってきたところで、ひと段落がついたというか、元に戻ってきたんだなという気持ちになりました。佳春が序盤とかわらずに、星淑の帰るところにいるところが印象に残ってます。
 今後期待したいです。巻を重ねるごとに面白くなるのではないかなと思える作品なので、これから楽しみにしたいです。
びびぃ さん (30代女性 主婦)
 主人公の明るい性格から文章が陰気にならず、スピード感もあってすぐに世界観に入り込めました。キャラクターの個性や役割もはっきりしていて、すんなり自分の中に入ってきました。終章の雰囲気もとても良く、だからこそ次も読みたいと思えると思いました。風水に興味のなかった私ですら興味を抱くのだから、占いや風水が好きな方はずっぷりのめりこんでしまうのではないでしょうか。好きな登場人物は、もちろん主人公の星淑です。楊老師との掛け合いやちょっぴりドジな所も大好きです。また、星淑の兄を慕う気持ちもとってもよかった! 祺瑞兄上も英祥兄上も大事な自分のお兄さんだと、まっすぐに思っていられるところが純粋でかわいくてよかったです。
 風水にまったく興味のなかった私が、ちょっと風水の本でも買ってみようかなと思うようになりました。星淑のまっすぐさも、やる気をもらっているような気持ちになり、私自身が前向きになれました。元気をもらえるような、前向きな気持ちをもらえるような素敵な作品をこれからもよろしくお願いします!モニターのおかげで他の人より早くシリーズのファンになれたことがうれしいです!巻之二を読めるのを楽しみにしています!!できれば早めにお願いします(笑)
しい さん (30代女性 自営業)
 あっという間に読み終えてしまいました。キャラクター一人一人が感情豊かで鮮明で物語にスッと入り込んでいきました。天然で能天気な星淑にツッコミたくなったり、かとおもえば、育ちのせいなのか思いやりの心が非常に強く他人のことに一生懸命な星淑を、我が子を思うような気持ちで読んでいる自分がいました。全体的に明るくテンポも良くて、読んでいて楽しかったです。
 好きな登場人物は、英祥・・・趙子風もセットで(^^) 最後のこの二人の掛け合いで英祥のこの年代の人間らしさを感じてホッとしたと言いますか・・・さらに能天気に星淑が入ってきて、キレかける英祥を冷静にツッコム趙子風にこの人あってだなと・・・。良い兄、良い王になって欲しいと願います。
りゅーてい さん (30代女性 会社員)
 面白かったです。さくさくと内容が読める。テンポの良さがまるでリズムでした。あっという間に読み終えてしまいました。ただ、現代で使われている言葉が端々に見えていたので、そこが気になりました。好きな登場人物は、星淑です。主人公だからというのが理由の一つだけど、ひたむきで無垢で。無気力だった星淑がたったひとつの目標を見つけてそれに向かって進んでいく。そんな姿に応援しつづけたい。すっごく続きが楽しみです。後ろ向きすぎた星淑が前向きに生きている姿にがんばれと声援を送りたい。
さくらの葉っぱ さん (40代女性 専門職)
 はじめは、設定がよくわからないまま、「とにかく中華風ファンタジーなのね」と思いつつ読み進めました。星淑の望みが「人と人とのつながり」というのも共感が持てていいです。国をよくする・・・とかじゃありがちで面白くないから。風水を使う・・・というのは、今までにない発想。陰陽師が術を攻撃にや防御に使う物語はあるものの、風水師が気の流れを正すことでものごとをよくしていくというのは新しい発想でおもしろい。悪役の人たちは、なぜか憎めない部分がほのかに見え隠れしてそれぞれに魅力的。好きな登場人物は、陽老師。ミニチュアで仙人・・・幽霊ではないんですよね? その設定も好き。なにかあると、あっという間に星淑のもとから離されちゃって、たよりなくて軟弱なようで、なのに風水知識がすごくて仙人だからかアドバイスも常識的。2番目も書きたい(苦笑) 趙子風です。最後の方の、英祥とのやり取りが、きっと優秀なのになさけなくって、でも、公子にはっきりものを言っていて、それが英祥にも心地いいのだろうし、好きです。
 とりあえず読んでみてください。1/3をすぎるころには、寝不足覚悟が必要です。星淑が風水と出会ってからは、展開も早くて、ハラハラドキドキ。あっという間に読めてしまいます。中学校の図書室で「おもしろい本ない?」と質問してくる子たちにぜひ勧めたいです。今後も期待しています。
くにょん さん (40代女性 主婦)
 滞っていたものが動き出す時、私は心地よい風を感じます。でも止まっているものを動かすには勇気が必要で、そういう事を頭で考えている自分はとっくの昔に何かを動かそうという気持ちを失くしているのだと、主人公の星淑が私に気づかせてくれました。何も考えずに行動し動き出す風を懐かしく思うのは青春を忘れてしまった証拠でしょうか?そんな私でも風を感じてみようかと、勇気を出してみようかと思わせる爽やかな作品でした。 とにかく主人公の星淑が素直でまっすぐで可愛い! 誰からも必要とされていないと思っていた毎日が風水を通して人と交わることで変化していき、それが人々を幸せにしていく・・・、人から人への温かい心の連鎖が今現在最もこの世に欠けていて且つ必要なものなのだと強く思います。これからも小さな幸せの種をたくさん埋めて、星淑には成長していって欲しいです。主人公以外の登場人物のこれからも楽しみな作品です。
 一番好きというには的外れかもしれませんが、英祥・棋瑞・星淑の三兄弟の関係が好きです。腹違いのそれぞれが利害を超えた兄弟愛を育んでいけるのか、それともさらなる亀裂が生まれるのか目が離せません。
ミッチー さん (40代男性 会社員)
 主人公「星淑」は皇統を継ぐ天より選ばれし者のはずが、気の弱い、知恵も少し残念な“ただの少年”です。この物語はそんな頼りない少年が兄弟間の心の亀裂、ひいては国の存亡にかかわる重大な出来事にどう関わったかの一大冒険譚といえるでしょう。優しいだけが取り柄のひ弱な少年が、「風水」という摩訶不思議なパワーをどう操るのか、それがこの物語の最大の面白さ・魅力ですね。敵対する相手の風水の力と星淑らの力がどう交わり、拮抗し、やっつけていくか、シーソーのような優勢劣勢の浮き沈みが楽しく、ハラハラドキドキでとても愉快でした。
 天子として生まれるか庶民として生まれるかは誰にも決められません。運命のなすがまま、精一杯生きるしかありません。そんな宿命の残酷さを背負わされた主人公や他の登場人物の、ため息、絶望、希望が複雑に折り重なっています。誰が正義か悪か一概には言えない奥の深い哲学が横たわっているような気もします。現代に生きる私たちにとっても、今の八方ふさがりの苦しみを克服する手がかりを教えてくれるような物語だと思いました。
 好きなキャラクターはもちろん「楊老師」です。メチャクチャ“弱すぎ”ます!! 「弱すぎる仙人・風水の達人」という矛盾しているキャラクターがこれからどんな活躍をするのか続きを知りたいです。
 頼りない公子が風水の教典をどう習得していくのか。平凡な人間がとてつもないパワーをどう身につけていくのか。老師はがんばれるのか。早く次が読みたいです!!自分に自信のないひとは必読の物語だと思います。