いただきましたモニター当選者の皆様のご感想は、こちらのページ上にて掲載させていただきます。感想を御覧になって、お好みの本を見つけてください。

カルテット

■第9回モニター「カルテット」大沢在昌

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

Tamy さん (50代女性 主婦)
 彼らが、怒り、絶望から可能性、希望、信頼という絆を見出していく姿にさわやかな感動と厚い支持を覚える。そして、この現代という混迷の世界にも彼らのような若者がいたら…それを支持する若者たちがいるであろう…と感じることができる作品だった。
ボニータ さん (40代女性 主婦)
 文字を読んでいるはずなのに、頭の中では映像が動いていました。映画を見ていたような感覚で、今でもタケルの声が耳に残り、ミドリ町の雑踏が目に焼き付いています。
 タケルをはじめ、カスミ、ホウも魅力的な人たちです。一見、社会のはみ出し者のような生き方をしている3人ですが、抱えている過去を通してにじみ出てくる強さや優しさが伝わってきます。そして彼らが共通して持っている正義感。こういう人物の描き方はとても大沢在昌らしく、だからこそどんな困難に立たされても「彼らなら大丈夫」と安心して読んでいられました。
 これからどんなチームが出来上がっていくのか、早く続きが読みたくてウズウズしています。ただ願わくば、彼らがこれ以上傷つかないで欲しいと思います。今ある心の傷は癒えることがないとしても、絶望や怒りだけでない幸せな何かを得ることができたらと。
erimaru999 さん (30代女性 主婦)
 大沢在昌さんの本は初めて読みましたが、疑問を追い続けながら、すっかりはまって読んでしまいました。
 登場する不思議な”チーム”。言葉をたくさん交わしたわけでもなく、初対面に近い状態でのチーム結成。なのに、なぜか信頼し合っている不思議な関係。登場人物たちも過去や秘密を背負い、でも、自分の信念で動く(それがいいコトであろうが悪いコトであろうが)。決して、好人物ではないのに惹かれるのは、この信念で動く力強さなのかもしれません。
 チームメンバーの秘密、チームに指令を出す人物の思惑、育っていくチームの絆。これからの展開が気になります。
カズ さん (40代男性 会社員)
 それぞれの思惑、目的を持ちやがてひとつのチームになって行くメンバーたち。性別、年齢、国籍を越えた個性あふれるキャラクターの活躍を存分に楽しめました。
 理由があり人間として大切な部分をなくしてしまったタケルがホウと出会い、友情みたいなものが芽生えていくところも好きです。この作品は、いままで大沢作品を読んでいなかった方にも読みやすく仕上がっています。いい意味でカジュアル感のある作品です。超一流のシェフがガチでハンバーガーを作り上げた感じです。
トモ さん (20代男性 学生)
 読み始めたら、一気に読破してしまいました。最初から最後までページを捲る手が止まらないスピード感あふれる内容でした。登場人物の秘密、謎に惹き込まれ、また本当にあるのではないかと思えるほどリアルさを感じさせてくれる背景。1巻、2巻と徐々に盛り上がりを見せてくれる展開。読み終わった後、「連続刊行ではなく一気に発売してくれ」と思わずつぶやきました。
はな さん (20代女性 会社員)
 次はどうなるの? どんな展開が待ってるの? 通勤電車などで読んでいたのですが、帰宅時に自分が会社から家までどうやって帰ってきたのかわからなくなるぐらい、我を忘れ、ストーリーにのめり込んでいました。何度か読み返しましたが、やっぱり何度読んでも面白い!
 正直、冒頭を読んだ時点で、今まで自分が読んだことのないような内容だった為、少し戸惑う部分もありました。でも、そんな内容の中にも、目を閉じて想像できるようなカッコイイアクションシーンだったり、ちょっと心にグッとくるような、仲間を信じて絆を深めるシーンなど、理解できる部分もありました。
 差別問題だったり、ドラッグの問題であったり、犯罪のことであったり、何より、本当の仲間、友情って何なんだろう? と、考えさせられるようなテーマもあるように思えました。
でくてん さん (10代女性 学生)
 早く続きが読みたい。だけど、本当にこのシリーズは4冊で完結してしまうのだろうか。すぐにでも続きが読みたいけれど、終わっては欲しくない大沢作品が、またひとつ増えてしまった。
 今までハードボイルドを苦手だと思ってきた人にも、是非手にとってほしい作品である。そんな、ただ意味もなく犯罪や暴力、セックスが描かれているだけなのではないということが分かってもらえると思う。
 客観的でリアルな描写の中に滲み出る、不完全だけど確実に芽生えつつある友情や、お互いを信用しきれないけれど無理やりにでも自分を納得させて信頼関係を築いていこうとする少年たちの葛藤など、とても印象に残る。
 その少年たちが、これから悪と呼んで間違いないであろう犯罪者たちと対立する中で、どのように友情を育んでいくのか、またチームとして成長していくのか、とにかく気になることが多すぎる。
 何度も言うけれど、早く続きが読みたい。だけど大沢先生には、散りばめられた伏線を決して簡単に明かしていって欲しくない。くそう……、うまいなぁ。笑
ユリ さん (20代女性 無職)
 読み足りないです!確かに、二つばかり事件は解決に向かうのですが……まだまだ分からないことだらけです。それぞれの更なる事情、これから何が待っているのか、チームはどうなるのか、とても気になります。
 この作品の特徴は主人公が若いことだと思います。物語に入り込むのが時間がかかったなと感じたのは、その若さが眩しく妬んでしまったのもあります。
 彼らの怒りにさえ瑞々しさが感じられるのです。それはもちろん、重いものなのですが。怒りを原動力とし、独自の価値観となり自己の生き方とできるまでの純粋さは若さゆえだと思います。取り巻く世界を反射的に判断し渡っていく、獣のような若者たち。そんな彼らのストーリーはスピーディーで感覚的です。
ちあき さん (40代女性 専門職)
 「闇に身をおくとき、怒りがふくれあがる」タケルやアツシ、今回のストーリーの中では明かされなかったカスミなど、すべてが「業」のようなものを背負った登場人物たちからは目が離せません。クチナワやマスターの過去も気になります。それぞれが背負っている過去が今後どのようにぶつかり合い、それが通常の警察小説では解決できない問題をどのように解決していくのか、きっと続編があるのだろうと気になります。
しゅん さん (40代男性 会社員)
 スピード感があり、また息をもつかせないストーリーで一気に読みました。
ゆっきー さん (40代女性 主婦)
 ダークな大沢ワールドで展開されるストーリーだが、読み進めるうちに2人の青年の心がほどけていくのが分かり、ホッとする自分がいた。まだまだ謎は多い。次号が待ち遠しい。
small dancer さん (20代女性 公務員)
 大沢氏の作品は、スピーディーなストーリー展開、そして躍動感あふれる主人公の姿がとても生き生きと描かれていて私はとても好きです。
 今回の作品も一気に読ませていただきました。
sunflower さん (20代女性 会社員)
 登場人物の年代が近いのですごくリアルに感じました。第1巻、クラブのVIPルームでのタケルとアツシの睨み合いの場面がはらはらして一気に読んでしまうくらい面白かったです。"
モモ さん (30代女性 会社員)
 最初は互いを信用できず、まとまりに欠ける3人。特に、喧嘩早いタケルと口の悪いホウは反発ばかりしています。しかし同時に、相手に自分と同じ匂いを感じ取っていて、裏切って傷つけることには躊躇いがある。そんな、まだ「友情」とも呼べない複雑な思いが感じられてくすぐったかったです。ハードボイルド系は普段あまり手に取らないのですが、殺伐とした雰囲気が今の気分に合っていて一気読みしました。