いただきましたモニター当選者の皆様のご感想は、こちらのページ上にて掲載させていただきます。感想を御覧になって、お好みの本を見つけてください。

切り裂きジャックの告白

■第31回モニター「切り裂きジャックの告白」中山七里

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

なつみかん さん (50代女性 主婦)
七月の早朝、公園で見つかった女性の死体は無残にも臓器がほとんどくりぬかれていた…。いきなりショッキングな展開で始まる本作。送りつけられる犯人からの声明文、続いて起こる第二、第三の事件。一回読みだすと、途中で本を置きたくなくなる一冊です。特に初めのほうでは全く分からなかった、「なぜこの人たちが犯人に殺されなければならなかったのか」という理由が、だんだんわかってくる中盤以降の盛り上がりはすばらしいです。
信じられないくらい残虐だと思われた殺し方にも犯人からすればどうしてもそうしなくてはならない理由があったことなども最後にわかるので、とても見事にまとまっている物語だと思いました。事件を追う刑事たちや被害者の家族は、それぞれ家族への熱い思いや「家族」「親子」というものに対しての理想やイメージを心に持っていて、それが本編に温かさを添えています。
事件を追う、警視庁の犬養を軸に、その部下の古手川、子供をいちずに愛する鬼子母涼子など登場人物に魅力があります。
凄惨な事件で始まった本編の話のラストは、意外なほどハートウォーミングで、読んでいて涙が滲みました。

■作品中、最も共感した登場人物について
最も好きな登場人物は、鬼子母涼子です。自分と同じ世代であることもあり、彼女の気持ちや行動に共感を覚えました。はたから見ると少しおかしいと思える行動も、親であればとってしまうのではないかと思います。また母親の子どもへの愛情は大きく揺るがないものだと、彼女を通して改めて感じました。

読み始めてすぐにぐいぐいとひきつけられ、あっという間に読み終わりました。
凄惨な死体も出てきますが、ストーリーの大きな軸として「家族愛」「家族への思い」「家族とのつながり」が書かれていて、とても温かい小説だと思いました。どんでん返しも素晴らしく、想像がつきませんでした。これからも面白い作品をお書きになってください。応援しております。
ピアノ さん (10代女性 学生)
題名を見たときにこの話は女の人を襲う、連続殺人の話かなと思いました。読み進めていくとやはり連続殺人でした。でも、男の人も狙われていたので少し予想とは違っていました。犯人は被害者の臓器を持ち去っていくのですが、想像しただけで恐ろしくなりました。作者の中山さんがおっしゃっているように、犯人は予想していなかった人だったので、どんでん返し率最大というのも頷ける話でした。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
敬介が言った「俺一人の命じゃない。そんなことは分かってる。だから心臓をくれた人の分まで・・・二人分一生懸命生きようと思った」という言葉が印象に残りました。臓器移植をした人が言う二人分一生懸命生きようと思ったという言葉は、普通の人が言うより重みがあると思ったからです。

■作品中、最も共感した登場人物について
犬養さんです。刑事としてジャックを追いながら、臓器移植をしようとしている娘のお見舞いに行ったりしていていい人だなと思いました。自分のせいで仲が悪くなってしまった娘にきちんと向き合っている姿もいいと思いました。

切り裂きジャックの告白とっても面白かったです。これからもいろいろな話を、書き続けていってください。応援してます。
はぴこっこ さん (10代女性 学生)
終盤の展開がめまぐるしく最後まで飽きることなく楽しめた。犯人の動機が少し納得いかなかった。

脳死でも麻酔をかけなければ摘出手術をできないこと。今まで漠然としか知らなかった脳死について少し学ぶことができた。

悩みながらも医者を続ける高野千春さんがかっこよかった

これからも楽しいミステリーを期待して応援しています。
ルル さん (20代女性 主婦)
残虐な事件の背景や真相に迫るうちに、誰かが誰かを思いやる気持ち、愛する感情が溢れんばかりににじみ出てくる、ミステリーでありながら家族愛、夫婦愛、親子愛を問う作品でした。
被害者の遺体の描写はあまりにも残虐で、小説ながらに吐き気を催すほどの迫力がありました。この小説はとにかく、最初から最後まで場面場面での情景と登場人物の描写が上手で、飽きない作品でした。

■作品中、最も印象に残った場面について
涼子が敬介の心臓に耳を当て、安堵するような表情を見せた場面。
母親の子供への愛情は無限大なもので、涼子が心臓の音を聞けたことに、読書ながら本当によかったと、思えたから。

■作品中、最も共感した登場人物について
千春
千春は医療従事者としてのタブーを犯したし、許されることではない。しかし、そんな千春を一概に責めることはできない。なぜなら、人は誰しも、そこに触れられると感情が泉のように湧き出てしまうような、スイッチを持ち合わせていると思うからです。弱みを見せた千春が、母親としての顔を見せた千春が、愛おしかったから。

初めて中山さんの作品を拝読しました。
この物語のすべてのキーポイントである「愛情」が、至るところにちりばめられた、皮肉にも人間の死を介して愛情を確かめ合うような、切ないミステリーに心惹かれました。
また、中山さんの小説を拝読したいです。
さん (20代女性 会社員)
連続殺人と臓器移植の話を絡ませてくるとは思わなくて、驚いたけど面白かった。ぐいぐいと話しに惹き込まれ魅せられて一気に読み切った。
嗜虐性を持つ連続殺人犯、ではなく理由を持った上での殺人犯。しかしその理由は自分勝手で人の命をあまりにも簡単に蔑にし過ぎた。医者としても立場とか名誉とかそんなものより大事な事があるはずで、きっちりと責任をとるのも人としての医者としての道理でしょう。管理官って有能者と無能者と、きっちりと分かれちゃうものだなぁ、とついつい思ってしまった。目立ちたがり屋と同時に変に自信があるんですかね。誰か考えたってただの挑発にしか聞こえないって言う。思わず阿呆だなー、って呟いちゃった。
犯人に逃げ切る気はなかったのかな、と読んでいて思った。最後も捕まるであろうことを予測していた?余りにも冷静だからそう勘繰らずにはいられなかったんですが。
脳死による臓器移植に関しては現実問題賛否両論で今後も難しい議題ではあると思います。考え方は人それぞれでだから一概には言えないけども。医者側と提供側、そして提供を待つ側。皆違う意見を持っていて当然でだからこれは永遠のテーマになるんじゃないかと勝手に思ってる。

■作品中、最も印象に残った場面について
【移植を嫌がる娘を犬養が説得するシーン】
都合のいい言葉だけでなく反対意見や叱咤してくれる人物がいてくれるのはとても大事で有り難い事だと思うから。移植って他人から一部を貰うから、移植後は提供してくれた人の一部が自分の中で鼓動を刻むって事で、多少なりとも責任が発生する。それを分かっていてもやっぱり怖くなるし逃げたくもなる。そんな時、大丈夫とか優しい言葉だけだと少しづつ逃げ道へと逸れてしまうので、それを引き留めてちゃんと前を見ろと言ってくれる人がいるかいないかで、この先の人生が変わってしまう事も有り得ると思った。

■作品中、最も共感した登場人物について
【犬養と古手川コンビ】
持った性質ではあるけどうまく役割分担されていていいコンビだな、と。冷静沈着な行動の出来る人物と猪突猛進、突っこんでいける人物。飴と鞭じゃないけれど、お互いに違った方面から見る事が出来るし考え方も大分違えば方向性の違う意見も出てきてそれを突き合わせて考えていけば、今まで見えなかった事も見えてくるだろうなーって。

時間が経つのも忘れるくらい読み込めるお話を有難う御座います。中山先生の書く小説、それも素敵で面白く新作が出るたび嬉々として読ませて頂いております。そして犬養と古手川のコンビ、凄い好きです!この二人のお話また読みたいので次回作を期待してますね!
なまこ さん (20代女性 学生)
開始数ページであまりのグロさにびっくり。お腹の中身がまるまる全部ないなんて!そんな死体を見たら、小説の刑事たちもそうだったけど、私もトイレに駆け込みそう。
ゆっくりだけど着実に一歩一歩事件解決へと進んでいくのが実感できてよかった。ぼやかされたままだけど、犬養さんが娘と妻にしてきたことは何なのか気になる。この小説だけだと妻と娘の身勝手な描写しか見れないので少し残念。

この本は、臓器移植についてのキレイ事しか知らなかった私の頭をガツンと殴ってくれた。あまりニュースではとりあげない、少なくとも私はしらない裏側の事情が知れて興味深かった。この事実も踏まえ、自分もドナーカードを書いてみようと思う。脳死を死と判断するか、とてもむずかしい問題だと思う。臓器を取り出す最中も反射は起こり、血は吹き出る。自分がラットを解剖して、もう死んでいるはずなのに反射で皮膚が動き、うまく解剖できなくなった出来事を思い出した。臓器を取り出している医師が一番つらいだろうな。改めて医師はメンタルが強くないとできない仕事なんだなあと実感した。

■作品中、最も印象に残った場面について
具志堅くんの転落人生の記述
移植された患者の裏側にこんなことがあるとは想像していなかった。募金をつのり、手術を成功させた後の転落なんてありえるのか。でも確かに免疫抑制剤を飲んでいる友達によると、飲んでいる間は体がだるくなり、足がすぐぱんぱんになって歩けなくなることもあるそうで。移植できるように救っただけではまだ完全にその患者をカバーした事にはならないんだなあと、上記の描写を読んでひしひしと思った。大学は休学にできなかったのかなあとも思うし、競馬まで始めるのは些かやさぐれすぎだとは思うけど、確かに働くの場所はとても限られてしまいそうだ。

■作品中、最も共感した登場人物について
鬼子母涼子 ひたすら息子が好きなところがすごいなあと。 ここまではいき過ぎかもしれないが、私も自分の子どもができたらこの人ぐらい大好きでいたいなあと思う。

中山七里さんは今注目しているミステリー作家です。 まだ「連続殺人鬼 カエル男」は読めていませんが、新学年が始まる前には購入て読むつもりです。これからもがんばってください。
F.G さん (30代女性 主婦)
前半の臓器切り裂き描写が全編続くのかしら。と読んでいて不安になりました。が、前半を乗り越えたら容疑者が二転も三転もする警察小説になり、ホッとしました。前半は吐き気も催しましたが、中盤以降は楽しく読めました。
脳死は、家族にとっては「まだ生きている」。そこに息つく間も無く移植の話が出たならそりゃパニックになるし、受け入れ難いでしょう。需要に対して供給が足りなすぎるけれど、現代にはそれだけ健康な臓器を持つ人が少ないのでしょう。
今のところ何も考えずに過ごせていますが、臓器移植や脳死について、もう少しだけ考える必要があるな。と反省してます。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
子供の声はいいものだ。たとえそれが多少乱暴であったとしても希望を呼び起こす。 自分は子供を産めない病弱な身体ですし子供が苦手ですが、もし、万が一、母親になり子育てがスタートしたら大幅に考えが変わるのでしょう。

■作品中、最も共感した登場人物について
豊崎沙耶香。
入院する程ではないにせよ、自分も日常生活に支障が出る程の病気持ちなので「健康な、身体が欲しい」はミートゥーです。
きっと沙耶香は「神様がいるならこの世から病気を無くしてください」と願っているでしょう。

中山七里氏の作品、音楽ミステリサイドだけ読みました。まさかこんなに作風が違うとは!驚きです!
音楽ミステリは美しき旋律の中に隠された戦慄、切り裂きジャックは狂気の中の家族愛がテーマかな、と勝手に感じました。 犬養のイケメンっぷりが今作は文で伝わらず、不満です。是非、35歳よりも昔の犬養を読みたいです。
カエル さん (30代女性 公務員)
すごい裏切りにあった気分です。
中山さんの『連続殺人鬼カエル男』を読んでいたため、もっともっともっとどんでん返しを期待してました。一方で、正直カエル男のように酷いラストになるんだろうなと身構えていたために、ラストにびっくりしました。まさかこんな感動の物語になるなんて。これ以上のどんでん返しがなくって良かったと思いました。
『連続殺人鬼カエル男』が最高のミスリードになってました。

■作品中、最も印象に残った場面について
ラストの敬介の心臓に涼子が再会するシーン。
生き残ったのが敬介で本当に良かったと思いました。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
涼子
狂って変な人と最初読めたので引き気味に読んでいたのですが、ラストでこうなるのもわかると納得させられてしまいました。完全に脱帽でした。

これからも裏切る作家でいてほしいです。応援してます。
青猫 さん (30代女性 専門職)
スリリングでサスペンスフルな展開に、一気読みでした。
派手派手しい猟奇事件に潜む謎も魅力的でしたが、臓器移植問題についても考えさせられました。脳死を認められない人からすれば、臓器移植もある意味「殺人」になるのかもしれないというジレンマと。移植を推進する立場の人からすれば、むしろ命を繋げるべきだという希望と。それぞれの立場から思えば、どちらが正しいとは言い切れないのかもしれません。
それでも、やはり臓器移植は希望の光であってほしいと思いました。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
「善意なんて、結局は迷惑なだけじゃないですか」
痛々しい現実を突き付けられた気がしました。「善意」というといかにも美しい話に思えるのだけれど。たしかに重いかもしれません。誰もがその重さに耐えられるほど強いとも限らないし。
怠惰な生き方に納得はできないけれど。同情の余地はあると思いました。

■作品中、最も共感した登場人物について
鬼子母涼子。
犯人なのかどうかという最初からの疑念もすべてひっくるめて。ああ、彼女は母親なんだなあ、と思いました。

とても楽しめました。
一旦真相が見えて、ああこれはきっと真相じゃないだろうなーと思いながら読み進めても。やっぱり騙されてしまいました。
これからもこんなスリリングな作品を期待しています。
ちぃちぃ さん (30代女性 会社員)
最初は猟奇的で、センセーションな場面が続き、ミステリーとしてテンポ良く進んでいく感じでした。
ストーリーが進むにつれ、臓器移植について様々な立場からの視点や見解が描かれるようにもなり、心情的な部分で色々考えさせられるようになりました。犯人を追う刑事2人の立ち位置もまた面白く、最後まで中弛みすることなく読み切れ、面白かったです。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
エピローグでの敬介のセリフ。「喧嘩じゃないんです。まだお互いを測りかねてびくびくしながら手を握ってる最中なんだと思います。」本来は自分のものではない臓器と生きてゆく…そして、その臓器を「他人」であり、かつ「自分」であると認め合う過程を感動的に表現しているなぁと感じました。

一気に読み切りました!面白かったし、色々と考えさせられました。犬養&古手川刑事の活躍、また読みたいです。今回、初めて著作を拝見しましたが、テンポ良くハラハラしながら読み切りましたので、別作も是非拝見したいと思います!
kazusa さん (30代女性 主婦)
中山七里さんの本を読むのはこれが初めてです 話に勢いがあって一気に読み終わりました。 なんとなくこの人が犯人ぽいと読み進め残り数ページ。やられました。最後の最後で見事にひっくり返されました。まさかあの人が犯人だったとは。うわーと結構悔しくなります。
切り裂きジャックに臓器移植問題が絡み色々考えさせられました。レシピエントとドナー。誰を助ければいいのでしょう。どれが正しい答えなのか分かりません。
それぞれが納得のいく答えを出すしかないのだろう
とても難しい問題です

■作品中、最も印象に残った場面について
エピローグでの夕焼けのシーン
力強く優しい心臓の音が聞こえてくるようで温かくなりました
親は子を想う。とても強く。子供が生まれて初めて何より大切なものがあることに気づきました。

■作品中、最も共感した登場人物について
古手川君がとても良い。
家庭環境が碌でもないと言いながらとても真っ直ぐでアツイ好青年。次は古手川君が出ている「連続殺人鬼カエル男」を読みます!

沢山作品があるので全部読んで見ようと思います。これからのご活躍を楽しみにしております
N子 さん (40代女性 主婦)
連続する猟奇事件、その状況を想像するとぞっとするような描写があるにも関わらず、展開の面白さに一気に読んでしまいまいた。「脳死」という重いテーマを扱っているのですが、小難しくならずに説明がうまく取り入れられ、考えさせられる一方でサスペンスとしてのストーリーも面白く、うまく組み立てられているなぁと感じました。
犯人は早い段階で候補が絞られるのですが、そんなはずはない、でも他に容疑者が思い当たらない・・・という状態のまま終盤を迎え、最後に本当にどんでん返しが待っていました。単なるサスペンスではなく、「脳死」さらには「家族への愛」についても考えさせられる、まさに「社会派サスペンス」だと思います。

■作品中、最も印象に残った場面について
エピローグで、敬介の胸の鼓動を涼子が聞く場面。

■作品中、最も共感した登場人物について
犬養刑事。いい夫、いい父親ではないけれど、事件に取り組む姿勢や考え方に真摯さと人間味を感じた。

とても面白く読ませてもらいました。他の作品も読んでみたいと思います。
れもん さん (40代女性 公務員)
ミステリとしてもとても愉しめました。最後にきっとどんでん返しがあるのだろうという予感を抱きながら読み進めましたが、その期待は裏切られませんでした。それ以外の要素でも、心に残る言葉が多くありました。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
第一の容疑者が取り調べを受けるシーンが印象的でした。命はどの時点で尽きたと言えるのか。それを決めるのは人間ではないという台詞が強烈でした。

■作品中、最も共感した登場人物について
臓器移植コーディネーターの高野千春に共感しました。自分の仕事の理想と現実に悩んでいる姿がリアリティを持って身に迫ってきました。

映像化の難しい作品が多いような印象を受けますが、文字だからこその表現もとてもお上手な作家さんだと感じています。これからも楽しみにしています。
poco さん (10代女性 学生)
「さよならドビュッシー」に比べ、登場人物が多く、読み始めは一体誰が犯人なのだろうとわくわくしながら読んでました。
途中から誰が犯人なのか分からなくなってしまいました。しかし、そんな時にどんでん返しがあり、とても衝撃的でした。普通のミステリーに見せかけて、只者ではないミステリーでとても面白かったです。

■作品中、最も印象に残った場面について
エピローグで子鬼母涼子が三田村敬介の心臓の音を聞いて涙する場面。
理由は、子鬼母涼子の亡き息子に対する思いが溢れ出ていたから。

■作品中、最も共感した登場人物について
三田村敬介。
理由は、自分も中学・高校は吹奏楽部に所属しており、書いてあることがとても共感できたから。

「さよならドビュッシー」しか読んだことがありませんが、読んでファンになりました。
中山七里さんの書くミステリーは面白く、今回の作品も面白かったです。次回作も楽しみにしてます。
くぼちゃん さん (40代女性 会社員)
一気に読んでしまいました。
臓器移植について改めて考えさせられました。ミステリーとしてももちろんですが、なんといっても臓器移植に対するいろいろな側面からの考えを知ることができたように思います。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
最後の三田村敬介と鬼子母涼子の対面の場面での鬼子母涼子の最後のセリフがとても印象に残っています。私自身、臓器移植に対して消極的な考えであるため、すべての臓器移植においてこの2人のような結末を迎えることができるのであればと願います。

■作品中、最も共感した登場人物について
真境名孝彦が好きです。プロフェッショナルで冷徹に見える中にやさしさが隠れているところがひかれます。

あまりよく知らなかった臓器移植におけるいろいろな問題点を提起してくれたように思います。臓器移植に携わるそれぞれの苦悩が少しだけわかったような気がします。
とても感動する最後で、凄惨な事件だっただけにホッとしました。
道楽猫 さん (50代女性 会社員)
とても面白かったです。普段は大変遅読の私ですが、この本は先が気になって一晩で一気に読んでしまいました。
同じ作者の「さよならドビュッシー」では叙述ミステリーと知りつつすっかり騙されてしまったので、今度こそは絶対騙されまいと注意深く読んだつもりだったのですが、やっぱり見事に騙されてしまいました。悔しい!でも仕方ないですよね。あのドンデン返しはとても素晴らしかったもの。うん、悔しいけれどここは素直に拍手を送りたいと思います。
脳死と人の死の問題や、臓器移植の是非については、色々な意見があるのは周知のことで、私個人にも思うところはあります。どこまでがヒトの踏み込んで良い領域で、どこからが神の領域かなんてきっと誰にも分からないし、どんなに議論を尽くしても明確な境界線なんて引けないでしょう。
冷静な目で見れば、脳死は決して人の死ではないと私には思えるけれど、翻って自分の身に引き寄せて考えれば、身内の命の危険となれば、他人の臓器をもらってでも助けたいと思うのもまた事実。だから私は臓器移植そのものを否定する気にはなれません。
ただ、移植医療は決して純粋な善意のみで成り立っているわけではなく、現実には様々な立場の人々の欲望や思惑も多く絡んでしまっているという側面もあり、この本で垣間見る通り、綺麗事では語れない部分もたくさんあるのだろうなと想像します。でも、それにしたってそんな理由で本当に人殺しが出来るものなのか、という疑問は、読んでいる間ずっと付きまとっていました。
そしてラスト、驚愕のドンデン返し。犯人の本当の動機を知り、なんというか、拍子抜けというかひどく暗澹とした気持ちになりました。この動機について納得できるか否かで、ある意味この本の評価は大きく分かれてしまう気がします。「そんなことで」と思うのか、それとも「そんなこともあるだろうな」と頷くのか。私は、悲しいことになんとなく犯人の気持ちも理解できる気がしてしまうのです。理解できてしまう自分も嫌になるのですが。
失敗体験のない人ってとても脆いです。失敗したり悪いことして怒られたりっていう、人生において普通の人ならごく当たり前に経験してくるはずのことを、全く経験してきていない人って、とても傲慢で、そしてびっくりするほど弱い。自分自身にもそういう部分があることを常々感じているので、この犯人の動機には、ある意味身につまされる部分がないでもありません。
けれども、他人の命をないがしろにするような、そんな恐ろしい行為ができるのであれば、自己保身に走る前にそういう弱い自分を乗り越えて欲しかったと強く思います。
それだけに、エンディングの、素朴だけれども至極真っ当な、血の通った人間の行為を目の当たりに出来て、なんだか救われた思いでした。
人間の臓器は、やっぱりただの物でも機械でもない。色々な事情はそれぞれあるだろうけれど、様々な思惑を超え、「医は仁術」と胸を張って言える、そういう医療者が増えてほしいと心から願っています。

■作品中、最も共感した登場人物について
ドナーの母親に、同じ母親としてとても共感しました。
ある意味、狂気とも思える感情かもしれませんが、「他人の体の中で息子の臓器が動いている限り、息子は死んではいない。」と思うのは至極まともな人間の感情ではないでしょうか。

「さよならドビュッシー」に続き、またもや騙され悔しくもあり、嬉しくもあり、少々複雑な思いですが(笑)、これからも私を想像を超える驚きの世界にいざなってくださることを期待しています。それから、またあの刑事コンビに会いたいです。
これからもがんばってください!
由香利 さん (50代女性 主婦)
面白かったです。途中でわかる犯罪のテーマになる臓器移植に対する様々な立場からの思いが綿密でリアルです。
登場人物の心情が丁寧なため、ただの残虐な話ならない点が見事でした。移植に対して推進する側と反対する側にそれぞれに明確な意志があり、その真ん中に位置するのが捜査の最前線となる刑事。揺れ動きながら犯人に辿り着く展開はただの謎解きに終わらない深みがあります。
最後の謎解きは展開が早過ぎて物足りない感があります。どの人にも犯人の臭いがありすぎて誰が真犯人でも納得してしまう。ただ思わぬ動機の点で意外でした。
残虐な殺人が連続する話ですが、終始貫かれているのは「愛」です。身の毛もよだつ猟奇殺人で幕を開けるも、涙を流が溢れるラストを迎えることが最大のどんでん返しかもしれません。

■作品中、最も共感した登場人物について
犬養刑事
思春期の娘の扱いに戸惑いながら、凶悪な事件を追うギャップ。充分過ぎる程の自らの過去の経験をもとに、人の心を探ろうとする姿には説得力がありました。

読む度に腕を上げてる感じがします。時に世の中を批判し、時に人の心に添う表現に胸がスッとしたり、頷いたりします。もうどんでん返しがなくとも、人の心を掴む作品になってるのではないでしょうか。
過去の作品では精密な描写が読みづらいことがありましたが、今回の作品ではそれはごく僅かで大変読みやすかったです。自信を持って友人知人に紹介させていただきます。
ライムとザクロ さん (20代男性 学生)
切り裂きジャックと聞いて、その名を借りた犯人の目的は果たしてなんなのだろうと思いながら読み始めました。
物語の割と早い段階で臓器移植に関連していると分かり、娯楽としてのミステリー小説の中にも何らかのシリアスなテーマを挟み込むあたり、中山さんらしいなと感じました。
また、登場人物の数がさほど多くない為、犯人を予想しながら読むというのが比較的やりやすい作品でした。終盤に差し掛かって予想通りの展開になり、拍子抜けしかかったところで最後の最後にどんでん返しが待っていました。さすがにそこまでは予想できなかった!

■作品中、最も印象に残った場面について
5章の恩讐の、3節以降の最終盤のシーン。
物語全体を通しても、臓器移植が日本において抱える大きな問題が描かれていましたが、このシーンでは社会的に言われること以外にも、臓器移植に関係する当事者たちの個人が抱える問題というのに強いインパクトを与えられました。

■作品中、最も共感した登場人物について
古手川が最も共感する部分の多い人物でした。
臓器移植を軸にこの作品を読み進めたので、問題の深刻さをいうのを具体的にイメージしきれない立場をいう自分の目線は、古手川の視点に一番近いように感じたためです。
しろ さん (20代男性 会社員)
「連続殺人鬼カエル男」のような容赦ない犯罪小説でもありますし、社会問題を浮き彫りにするテーマ性も持ったいい作品でした。
そうやって物語に引き込まれて一気に読まされますが、最後に待ち受けるネタ――力強さではなく粛々と華麗に決めるドンでん返しが素晴らしかったです。

■作品中、最も印象に残った場面について
「一再臨」のラスト。涼子がばらばらになった志郎に会いに行こうとする場面。
ばらばらになったことは受け止めているのに死んだことは認めずという、正気と狂気の境である心情が痛々しく、不気味で、さらにはその後の展開を想像・予想させる伏線でもあるからです。

■作品中、最も共感した登場人物について
特にはいません。
が、僧侶の言っていることが良くわかりましたし、移植手術への懸念、その後に起こる抑圧などが伝わってきました。それでも助かる命の尊さも感じ、考えさせられます。
さん (20代男性 会社員)
臓器移植に関する問題をテーマとした作品。感想としては、個人的に臓器移植についてまともに考えた事等は無く、唐突に現代社会の闇を突き付けられたような思いだった。事件の顛末よりもドナー、レシピエント、その周りの人々、それぞれの思いが交錯する様が非常に重い印象となって残った。

■作品中、最も印象に残った場面について
やはり臓器移植による人々の軋轢の描写が印象に残っている。描かれた人間模様が現実でも起こっていると思うとこのテーマの難しさをさらに考えさせられた。

■作品中、最も共感した登場人物について
犬養:刑事である犬養と父親である犬養が見せる葛藤が非常に人間らしく、共感できた。ものすごく味のある人物設定をストーリーが盛り上げていたと思います。

面白く読ませて頂きました。これからも色々な切り口での作品を見てみたいと思います。
8世 さん (30代男性 会社員)
事件の真相が徐々に明らかになるにつれ、ページをめくる手が止まりませんでした。
途中で真相が読めた!と思い、その通りの展開だったので油断していたら…最後に大どんでん返し。非常に刺激的な読書体験でした。

■作品中、最も印象に残った場面について
真境名と榊原が、臓器移植に対する考えを討論するシーン。
臓器移植に対する考えについて、よく取材されているなという印象でした。iPS細胞が臨床で早く活用できる時代がくることを望みます。

■作品中、最も共感した登場人物について
古手川刑事
別の作品でも登場していますが、この作品でもっと好きになりました。純粋な正義感だけで動いているわけではない感じが好みです。
ヨースチン さん (30代男性 会社員)
ミステリーやサスペンス小説の犯人探しはある程度探りながら読み進める。そんな読み手の予想を軽く超えられてしまったこの作品。久しぶりにワクワクしながら読み進めました。
ただ臓器移植という重い問題を問いつつの小説。自身、ドナーカードは持っているだけに色々考えました。若干登場人物の名前が覚えにくい馴染みのない名前ですが、それぞれのキャラクターも感情移入できる人物が多かったです。
よく目にする最後何ページで予想外の結末などありますが、どんでん返し率は150%!最後は気持ちが温かくなりました。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
「生きているのね…・良かったねぇ…良かったねぇ…」
これに尽きました。

■作品中、最も共感した登場人物について
鬼子母涼子 自分の母親を重ねてしまいました。私が脳死状態になって臓器移植希望だったらどんな反応をするんだろうと。

重めの問題に焦点を当てながらも素晴らしいエンターテインメントの小説でした!!
途中、テレビでの医師と坊さんの討論会の場面は大切だけど、長く感じました。ただ、久しぶりにどうなっていくんだろう??とワクワクした小説でした!
今後の作品も楽しみにしています。ありがとうございました!!
mutantmogura さん (50代男性 専門職)
まず何より、前作「カエル男」の続編、という体裁がうれしい。もちろん、本作と両方に登場するのは一刑事だけなのだが、既知のキャラクターが登場するだけで、共通の作品世界感が強調されている。
 前作も医療系のテーマだったが、本作も「臓器移植の是非」という医療系の実に重いテーマであり、この方面に関する著者の関心の高さが伺われる。また、テーマに関することを著者はよく調べている、というあたりも実に嬉しく、著者が本作に注いだ情熱が伺える。一昔以上前なら、本作は社会派ミステリというラベルを貼られていただろう。本作中に登場する臓器移植に関する論争、特に僧侶の述べる日本人特有の精神性というあたりが、個人的には非常に興味深かった。
 さて、本作のミステリとしての側面である。まさにジェットコースター・ノベルという、息もつかせぬストーリー展開である。殺人事件の死体から臓器が抜き取られているという謎が提示され、犯人とその動機をめぐって警察が動く。捜査の中心となるのが、臓器移植と家族関係にトラウマを抱えた敏腕刑事と、前作を中心となって経験した刑事のコンビである。しかも古手川刑事は、前作からかなり経験値を上げており、なかなか良い感じでトラウマ敏腕刑事をサポートするのが、前作からの読者にとっては嬉しいところだ。
 正直なところ、本作は本格ではなくサスペンスに分類されるミステリである。つまり本作は、読者が犯人と動機を特定できるデータがすべて提示されている、というわけではない。しかし、本作の緊迫感とスピード感は前作以上だし、何よりこの非常に重いテーマを抱えたストーリーを、前作以上のリーダビリティに仕上げた著者の上達ぶりには拍手を送りたい。ラストはまさに、これでもかという意外性が続く。この意外性の快感を味わうためだけでも、本作を読む価値はある。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
 感想部分でも書きましたが、臓器移植推進派と慎重派の討論の場面で、僧侶が述べるセリフのひとつで、本書では171ページにあります。
「脳死というのは自然のなかでは発生し得ない」
 確かに、医療技術の進歩、つまりヒトが「脳死」を作り出したとも言える訳です。実際には自然にも「脳死」は存在しますが、宗教家の死生観や倫理観を現すとともに、医学の進歩が命に及ぼす功罪について、改めて考えました。

 いや〜、古手川君、「カエル男」事件の経験がちゃんと身についていますね。主役の犬養よりも控えめだけど、目立つところはちゃんと主張しているし、実にいいですよ。

 「カエル男」と本作を続けて読みました。こういう医療系のテーマのノンストップ・ミステリと、ラストのこれでもかというどんでん返しは大好きです。
 実は、「カエル男」はそれほど期待せずに読んだのですが、これが抜群に面白く、表紙やタイトルとは異なるテーマの重さも私好みだったので、本作もモニターに応募して読ませていただきました。(まさかこれもどんでん返し?)本作も期待に違わず、まさに一気読みでした。
 大変面白い作品を、ありがとうございました。新作が刊行されたら、必ず読ませていただきます。
シン さん (20代男性 学生)
衝撃だった。
本書は始めオーソドックスな警察物のミステリーノベルの様相を帯びる(死体の惨たらしさを除けば、だが)。しかし、淡々とただ殺人が続くようなことを中山七里は許さなかった。現代医療の体制へと爆弾を投下するものだったのだ。置いていく伏線がページを繰る手を止めさせず、そして登場人物の心情の吐露に毎回ハッとさせられた。
謎を解き明かそうとする自分と、訴えかける問題に頭を抱える自分が交差した先には思わず”やられた”としか思えないどんでん返し。読み終わってつぶやいたのは”面白かった”の一言でした。

■作品中、最も印象に残った場面について
鬼子母涼子が逮捕された後、被臓器提供者の敬介の<だが反面、物足りなさも残った>で始まる文章が心に残った。
臓器の移植にかかわった人物の心が本当に自分に訴えかけてくるのが伝わった。現代医療の可能性と問題点。このジレンマを当事者になったかのように考えられた。

■作品中、最も共感した登場人物について
移植コーディネータの高野千春に最も共感を覚えました。
登場人物の中で最も人間味のある人物だったことが大きな理由で、彼女は自分の失敗と倫理観との狭間で多くの表情を見せてくれた。もし自分が同じ立場であったら、おそらく彼女と同じように、もっともらしいことを言い、責任から逃れるために奔走すると思う。
ナツ さん (20代女性 学生)
まずタイトルに惹き付けられました。あの猟奇的殺人者が現代日本とにどう蘇るのか。ある意味題名だけで多少の内容の推測はできてしまうのに最後までページを繰る手は止まりませんでした。それは残虐な事件の謎解きに臓器移植という大きな倫理的問題が絡んでくるからでしょう。宗教と医療との対話の場面が特に印象的でした。技術には答えがあるけれど、人の心には不変の答えは存在しない、だからこそこの小説の登場人物たちにそれぞれ感情移入してしまうのでしょう。と臓器移植について本気をだして考えた頃に結末の犯人の動機が意外なところに着地するのは完全に負けました。医療ミステリーならよくありがちなことが綺麗に隠されていたからこその良い裏切りでした。病人や死体の描写もそこまでグロテスクではなく読みやすかったです。

■作品中、最も印象に残った場面について
テレビ番組の宗教と医療の対談場面。 台詞の応酬であるのに読みづらさはなく、生で聞いているような感覚になり、小説内のテレビ視聴者と共感するような流れにいつのまにか自分も乗っていることに気付き、小説へのめりこみが強くなり、ここからノンストップで読み切ったので。

■作品中、最も共感した登場人物について
高野千春
自分の職業への姿勢や、考え方などで悩み苦しむ姿が印象的でした。
作品の中でも、特に臓器移植に近い場所で生きている人間としての葛藤を感じました。また、真犯人のめくらましとしても良い位置にいたので、じつは違ったということからも好きになってしまいました。

はじめて中山さんの作品を読ませていただきました。他の作品にもこれから触れてみたいです。
さっきー さん (20代男性 学生)
中山さんの作品は、「さよならドビュッシー」「おやすみラフマニノフ」を読んだことがある。上の二作は音楽の描写がしっかりしていたし、ちゃんと音楽の知識が織り込まれていた。今回も、医療の知識が織り込まれていたが、あまりの生々しさに、読み飛ばしてしまいたいほどの描写もあった。そういった描写もあってシリアスで読んでいて緊張感があった。しかし、中山さんの作品に共通しているが、人間ドラマの書き方がとても上手い。この作品は推理小説ではあるが、それよりも人間ドラマが主役のような気がする。ミステリーという娯楽の要素もありつつ、純文学的な人間描写もしっかりしていると思った。中山さんの次回作は、どの分野であるか気になる。いずれにせよ、しっかり下調べして書いてあるだろうから、楽しみだ。

■作品中、最も印象に残ったセリフについて
犯人の声明文の一節、「彼女の臓器は軽かった」
本文にもあるとおり、斬新な表現。この声明文が出たあたりから、犯人は誰か?どんな人物か?と気になってきて引き込まれた。中山さんの作品は、人間描写がしっかりしているので、のめりこめる。むしろ、のめりこめないと損だ。

■作品中、最も共感した登場人物について
刑事の犬養。長年の刑事の勘と、生まれ持った才能で相手の考えていることを読むことができるのがかっこいい。事件の関係者達と心理戦をするような描写があるが、そこがこの小説の一番面白いところだった。中山さんのほかの作品でもそうですが、心理描写のうまさに引き込まれます。

音楽や医療など、いろんな分野の作品をお書きですが、しっかり下調べしてあるのがわかります。次回はぜひ、音楽が題材の小説を読みたいです。
いもこ さん (10代女性 学生)
すごい、とにかくすごい小説を読んだ。読み終えたとき私の大切な人達が浮かんだ。とても惨くて辛い事件は現実にはおきてはならなけれど、ジャックはこの世界のどこにでもいる存在かもしれない。
守るべきものを再認識した。犬養と同じ気持ちだった。絆が断ち切れないことを深く願う。

■作品中、最も印象に残った場面について
最後の親子水入らず、の場目
見えない絆の強さを感じた

■作品中、最も共感した登場人物について
犬養
不器用なところ

感動しました!次も期待してます!