いただきましたモニター当選者の皆様のご感想は、こちらのページ上にて掲載させていただきます。感想を御覧になって、お好みの本を見つけてください。

きのうの影踏み

■第57回モニター「きのうの影踏み」辻村 深月

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

ゆずれもみかん さん (学生)
「怖さ」を360度様々な角度から切り取ったような作品だった。あまりの怖さに本をそっと閉じ後ろを確認してはまた本を開き…を繰り返してビクビクしながら読み終えた。
寝る前に読むことはおすすめしません。覚悟して読み始めてください。
ぶち犬 さん (学生)
忘れたころにふっと思い出して、ぞわっとしそうな短編の数々。
何気ない日常とつながっている話が多く、現実にもこんなことが起きてるんじゃないか、とついつい疑い心が芽生えそうになる。それがまた、主人公たちが持ち始める疑いとシンクロして、現実と小説の境目が分からなくなるようだ。この本をきっかけにスイッチが入りそうになっていたら、怖いなあ。
アクロイド3世 さん (学生)
私達が何気なく、なんとなく過ごしている日常。明るくて、普通で、そうあるべき姿の日常。しかし、私達は見過ごしていないだろうか、見ないふりをしていないだろうか。あるべき日常の喧騒に埋もれて、隙間に追いやられた「日常の中の非日常」に。
この作品は、その非日常に気づかせてくれる、鍵のような存在だ。
セン さん (学生)
なにげない普段の生活から、様々な怪奇現象が起こるという物語を読んで、現実はいつ反転して全く異なる側面を見せるのかわからないというような印象を受けました。
いつもの通学路を歩いているときにふと裏道に入ったら、薄暗い中に見たこともない景色が広がっていたというのと近い雰囲気を個人的には感じました。この話に出てくる不可思議な出来事はどうして起こるのか論理的に説明できるものではありませんが、理由なんてわからなくても読み終わったあとに広がるもやもやした不安の余韻を味わえるのでよかったです。
akabee さん (主婦)
「怪談」というと、「非日常的」で「ただただ怖い」というイメージを持ってしまうが、この短編集を読むと、「そういえばそんなことがあるかもしれない」や「なるほど」…という共感とともに、日常をそんな世界観で見つめることもできるという面白さを感じることができる。
また、子供時代の出来事、大人になってからの出来事、子育て中の出来事…というように、いろんなライフステージを扱っているので、その都度自分も当時の感覚に戻れるので、1冊読むと自分のこれまでの人生を今までとは違う目線で振り返ったような気分になれる不思議な本だ。
子供の頃の友達関係や学校周りの出来事、出産後すぐのベビーのお世話、親目線から見た幼児期の子供の独特の言葉づかい、小さな生き物を殺すという行為、不気味な偶然の不思議な連鎖など、どれも実は毎日の生活にある繊細な発見で、その瞬間瞬間には心に少しひっかかりを感じながらも、時間の流れとともについつい埋没してしまう。それを細やかでごく自然に記されている。それが「そうそう!」「あるある!」という共感を生むのだと思う。
また、ストーリーの結末まで語りきらずに、余白を残している部分にも妙にリアリティを感じる。いずれも見事な表現方法だと感心する。この本に出てくる「怪談」はただ怖いだけの無機質な恐怖の世界ではなく、そこに人間の生活の営みや心の中の敏感な部分と触れ合って起こる、不思議な現象、独特の世界観という捉え方ができると思う。読後は、少しの怖さや不気味さが、共感や懐かしさや切なさなど豊かな感情を引き連れてきてくれる。
たんちゃん さん (会社員)
びっくりするような怖さではなく、じわじわとくる怖さの方が怖いと思った。
どのお話も、読みやすく、あっと言う間に読めるのだけど読後は背筋が寒くなった。辻村さんの仰る通り、主人公はその後どうなったのだろう。とても気になる。
ぴよたん さん (主婦)
全部で13品の上品で綺麗で可愛らしい会席料理のようなホラー小説たち。
よくあるような都市伝説でもなく、不条理系でもなく、どこか懐かしくも伝統的なような。綺麗な蒔絵の器に収まっている可愛らしくも恐ろしい恐怖達は一口サイズ。どれも良いお味。もう一口頂きたい。食べたいでももう一口食べたら絶対に最初の一口とは味が微妙に違うのだ。恐怖にしびれる舌に優しく噛み付いてくる。そんな印象の生きているホラー小説たちです。
ナツ さん (会社員)
十円参り』は最後まで読んでなるほど!そういうことか!と思いました。
『タイムリミット』は怖かったけど、続きがとてもきになります。長編としてじっくりよみたいです。
『七つのカップ』が最後の話でよかったです。ハッピーエンド、というわけではないけれど、ちょっとほっとした気持ちになれました。
蓮田蓮太 さん (自営業)
上品な読み心地の怪談だな、というのが第一印象でした。
あくまで落ち着いた、淡々としてさえいる筆致で語られる怪異は、恐怖描写こそ素っ気ないながら、いえ、だからこそなのでしょう、あとからじわじわと背筋を這いのぼってくるような、なんとも素敵な居心地の悪さを味わわせてくれます。
あるエピソードでは忍び寄ってくる見えない影の禍々しさを、また別のエピソードではすぐそばで起きている血にまみれた惨劇を、いずれも直截的にではなく、いわば「気配」として描くのに留めていることが、かえって恐怖心を煽ってやみません。どの作品も堪能しましたが、特に個人的にお気に入りなのは二編。
まず「手紙の主」は、怪異が拡散されることによって自分のもとへと近づいてくる、というのが実におぞましい。不可解な事象を共有したり追究したりしたい、というホラー好きの心理に付け込むかのような、なんとも底意地の悪い、そしてたまらなく魅力的な怪異を描いた逸品でした。
もうひとつ、「噂地図」は都市伝説ホラーの大収穫。ルールが判明するくだりの絶望感たるや、もうたまりません。周囲の不可解な行動の謎が明らかになる場面ではミステリ的な驚きも味わえて、「そうか、なるほど!」と膝を叩きつつも背筋がぞわっとしました。
実話系からスプラッタ(?)、デスゲームに心温まる話まで、さまざま手触りの怪談・ホラーを詰め込んだ本書は、ホラー作家・辻村深月の第一作として理想的な作品集に仕上がっていると思いました。辻村先生、まだまだ「持って」いますよね?新たな物語で怖がらせてくれるのを楽しみにしています!
ツキト さん (その他)
私はホラー系や怖い話は苦手分野で、自分からすすんで読むことはあまりありません。ですが大好きな作家、辻村深月さんの物語、ということで、勇気を出して読者モニターに参加することにしました。
怪談、と聞くとどうしてもマイナスなイメージがありました。でも「きのうの影踏み」は少し違いました。ひやりとするお話の中にも、どこかあたたかさや懐かしさが漂っていて、不思議な読後感に包まれました。
例えば、ある短編を読んでいる時、通学路や教室など、自分の持つ過去の風景のなかにふっと戻る瞬間がありました。まるで長いあいだどこかに行っていたような気持ちになったり、こんな経験をしたことがあるような気がしたりするのです。怖いのに、わくわくしながら読んでいました。
また、「七つのカップ」というお話では、最後に心がじんわりとあたたかくなりました。幽霊は怖いモノ、悪いモノ、そう思っていたことが恥ずかしくもなりました。おばさんがあの子に会えてよかった、と心から思いました。最初は怖がりながら読んでいたのですが、今は読んでよかった、と思っています。
辻村さんだからこそ描ける「怪談」がたくさん詰まっている素敵な短編集でした。この本が発売されたら、色んな人に勧めたいと思います。
たまちゃん さん (学生)
日常のふとした延長にあるゾワッとする怪談が集まる短編集。ふとしたことをきっかけに異界に足を踏み入れることになるのかもしれないと、読みながらゾクゾクッと鳥肌が立ちました。
今パソコンで文字を打っている僕や、この感想を読んでいるあなたのすぐそばにも異界への扉のスイッチがあるのかもしれません。そう感じさせるほどに身近で日常の延長にある怪談を描いていると感じました。
えいこ さん (学生)
幽霊よりも怖いのは人間。とくに、噂。そう感じた一冊でした。
どこか現実離れした都市伝説のような作品に始まり、これは辻村先生実体験 なのかな、と思うほど自分自身と地続きになっている作品が続く。これは現実にも起こりうる話なのかもしれないと思うと背筋が凍りました。しかし、最後の作品は現実に起こったらいいなと願える優しい物語だったので、あたたかい気持ちで読み終えることができました。
なっつ さん (その他)
辻村さんの書かれる怪談、これまでの著書から察してみても一体どんなものだろうと、初めは全然想像できませんでしたが、読み始めると確かに怪談であり、確かに辻村深月であり。しかしどちらかと言えば都市伝説や「○にも奇○な物語」要素が強く、割とホラーや怪談が苦手な私でも十二分に楽しめました。
恐ろしい体験が自業自得のものもあれば、理不尽なものもあり、避けられない恐怖というのが一番怖いな、と思いました。不思議に思ったりぞっとしたり、先が気になったり。
様々な感情を通り過ぎ、最後に残るのはふわっとした心地良さ。ほっこりと本を閉じ、『きのうの影踏み』ふむ、なるほど。
yuma-mi さん (主婦)
辻村深月さんの作品には、読んでいるといつも先が気になってどんどん進んでしまうものが多いですが、今回もそうなりました。
古めかしい雰囲気のものもあり、現代的な怖さのものもあり、ホラーといってもさまざまな色合いがあると思いました。中にはオチがよくわからず「?」となるものもありましたが、わからなくてもぞっとさせられました。
「ナマハゲと私」は本当に怖かったです。子どものころ、秋田でナマハゲを見たとき、怖くて(人形でさえも)目を合わせられませんでした。自分がその時に感じた恐怖が作品化されたような思いでした。
千歳閏 さん (学生)
収録作品数が13作品と多く、辻村さんの実体験であるかのようなお話から、誰もが小さい頃になにかしら一度は試したことのあるような迷信のお話、現実世界では絶対にあり得ないような出来事が起こる架空の世界を舞台にしたお話など、とてもバラエティーに富んでいて、それぞれのお話には全く違った怖さが描かれていたため、一気に引き込まれ読み終えてしまいました。
怪談小説を決して多く読んだことがあるわけではありませんが、この作品は他の怪談小説と比べても良い意味で一風変わったものだったなというのを印象です。ただ怖かったり不気味だったりするだけではなく、どのお話にもそれぞれ心惹かれる魅力があり、読み終わった後、物語に対する単純な恐怖よりも、この物語の登場人物たちはこの先一体どうなってしまうのだろうという心配が強く、また、先を考えれば考えるほど、また違った恐怖を感じました。
読んでいる時と読んだ後、二度楽しめる作品であるなと思いました。
kai_sou さん (主婦)
様々な趣を纏った13篇で、魅力に富んだ怪談短編集でした。
直接的で分かりやすい怖さではなく、日常と隣り合わせに存在する異質なものがふっと入り込んでくるような。懐かしさを感じたり悲哀を帯びたりと、味わい深い作品が多く、既に何度か読み返してしまったほど。
特に印象的で読後の余韻が深かったのが『手紙の主』でした。言いようのない漠然とした不安感を残す結びがとても見事で、良い意味で後を引きました。辻村さんご本人の体験に基づくお話なのか?この登場人物はもしやあの方では?などとあれやこれやとついつい妄想してしまいました。
辻村さんの作品は殆ど拝読しておりますが、また新たな魅力を感じる作品でした。
kishikan さん (公務員)
これまで読んだ辻村さんの作品は、ほとんどが長編だったので、5頁から30頁、それも13(この数も意味深)のショートストーリ集ということで、目次を見ただけで興味深々。
のっけの「十円参り」は、都市伝説的な話で結末はなんとなく想像できたけど、友情で結ばれた女の子たちの裏感情に、ちょっとぞわり。
他にも、悪意のかけらもない幼い子どもの言動が怖さを増している「だまだまマーク」、予定されていたことが悲劇に変わってしまう「ナマハゲと私」、霊との再会シーンが涙を誘う「七つのカップ」など。
平穏で楽しい生活を送りたいと私たちは願っているのだけれど、そうした日常と紙一重のところにギョッとする怖さが潜んでいることを忘れてしまっている。だから霊やお化けの話でも、たまに聞くだけでぞくぞくっとしてしまうし、逆に少しだけならと、その世界を覗いてみたくなるんだね。そんな気持ちを汲み取ってくれたかのような、数珠の作品集。
加えて、辻村さんも一人称で作品に登場するので、怖い話もどこか親しみが持てて嬉しい。暑かった夏もようやく終わり、秋の夜長の読書シーズン到来。そんな夜に、whiskyでもちびちびやりながら、この一冊。う〜ん、まんざらでもないな、人生って。
けの さん (主婦)
「違う、私はこんなことをする人間じゃない!」「おかしい!」そう思うのに、すでにそういう設定になっている夢の中でもがき苦しんでいるような感覚。
違うと思っているのに、どこか信じて従ってしまう感覚。違和感と恐怖がジワジワくる物語たちでした。本当は作者に起こった事実なのでは?と思える物語も。
TEL さん (会社員)
どの話もただ怖いというだけではなく、どこか現実味があり自分たちのすぐ隣にはこのような奇妙な出来事がひっそりとたたずんでいるのではないかと思う。恐ろしくもその後が気になる短編集です。
てけてけ さん (会社員)
叫びたくなる怖さというよりは、ひたひたと忍び寄ってくるような怖さの作品。
都市伝説や悪い噂というのは、人の興味や薄暗い感情からくるものだという印象を受けた。それらもおまじないも、ちゃんとした根拠はほとんどないのに、人を惹きつけ離さない。
「十円参り」は愛情ゆえに歪んだ子供心、「手紙の主」は何かわからないものが忍び寄ってきている恐怖…など、全部で13もの短編が入っているので、読み応えもあり、短編の読みやすさもあった。子供が出てくる作品が多いように感じた。子供は素直さゆえの残酷さも持ち合わせているし、見えないものを見るのは子供が多いというのを聞いたこともあるし、こういうジャンルの話には欠かせない存在だと再認識した。
怖さや薄気味悪さが勝つ作品が多い中、最後の「七つのカップ」は、切ないながらも魅力的な作品だった。わたしのようなホラー初心者にも読める作品。
きさ さん (専門職)
読み終わって、ぞくりとしました。架空の話なのか、現実の話なのか。むしろ、どこまでが架空の話なのか。実は誰かの体験談ではないのか。色々なことを考えてしまい、余計に怖くなりました。奇妙なことは、意外と自分の身近に潜んでいるような気がしてなりません。
さん (主婦)
辻村さんのいつもの作風とはちょっと違った怖い話に震えながらも心から満足。
実は夜、読んだのだけれど、トイレに行けるか不安になった。幽霊などが見えてしまうのも怖いけど、正体不明なものに出会ってしまったり未知の世界へと入り込んでいく感覚になり不気味になってしまい、ぞっとさせられた。
辻村さんが体験したような実話のような…都市伝説のような…分からない部分に惹き付けられ、あっという間に読み終えてしまった!短編集なので短いのは分かっているのに、もっと先が知りたくて続きが欲しくなってしまう面白さ。
辻村さん、やっぱり上手いです!
MJin さん (会社員)
ホラーや怪奇現象などをテーマとした短編集。個人的には普段はあまり手を伸ばさない分野であるけれど、辻村さんの作品ということで非常に楽しみ。
どの作品も余韻の残る結末で、読者に委ねられるその後の展開を想像するとゾワゾワッとした。
なかでも「十円参り」「殺したもの」「ナマハゲと私」「タイムリミット」などは特に怖く、終わり方も絶妙。「やみあかご」や「だまだまマーク」は幼い子供を持つ身として、リアリティを持って映像が浮かぶ。そして最後の「7つのカップ」は唯一の救いのある、そして安らかな余韻が心地良い。
こみっくま さん (主婦)
13編の短編集。これは怪談集なので会えて13編なのでしょうか?ショートショートという感じなのですが始めはソフトにまるで「世にも奇妙な物語」っぽい話や不思議系だったのでホッとして読んでいたら徐々に怪しくなってきてナマハゲ・・・やタイムリミットでは叫びたくなるほどゾワっと怖くて。最後の「7つのカップ」ではすごく切なくて涙が出るという。様々な感情を押し出された1冊でした。
ちーたす さん (主婦)
一つ一つ、丁寧に織られた物語が読みやすく、話の展開が読めず気になってしょうがない、そんな短編集だ。辻村深月の気分の変調で、それぞれ産み落とされたような様々な心模様がそこにはあった。え、これからどうなる?!という場面で終わるショートショートにも必ずその先真っ暗闇のような影があり、光から影への変調の中、迷いながらもその先の真実を求めて彷徨ってしまう、そんな話が多く惹きつけられた。
hasegawa さん (学生)
辻村深月先生といえば、「青春」をテーマにした作品を書く方だという印象が強かったのですが、最近では直木賞を受賞された『鍵のない夢を見る』では、「犯罪」をとても見事に描かれており、多彩な方なのだと感じていました。しかし、まさか「ホラー」まで描くとは思っていなかったので、辻村先生が怪談集を書いたと知り、驚くとともに是非読みたいと思いました。
どの短編も、不思議な出来事が描かれているのですが、まるで体験談であるかのようなリアルな文章で書かれており、まるで本当にあったかのように感じられてなかなか怖い作品になっていました。
また、結末ははっきりとは書かれず、読者の想像に任せるスタイルであり、どのような結末に終わったのか想像することも楽しむことができ、またそれが一層、リアリティと恐ろしさを増しているように思いました。
辻村先生の新たな才能に驚くとともに、次は一体どんな作品を生み出してくれるのかと期待が膨らむ一冊でした。
Tom cat さん (その他)
「…影踏み」とか「本格怪談」など単語としては暗くドロドロしたイメージかと思いきや「七つのカップ」の引用の意味不明な文章、一体どんな作品なのか、今まで読んだことのないジャンルだったので読ませていただきました。
いきなりですが、本当に面白い。
怪談のイメージがすっかり変わりました。「怪」がいつのまにか「怖」になっていた自分の刷り込まれた記憶に反省します。この作品は、短編なのでとても読みやすいだけでなく、解りやすい。ストーリーもシンプルなので入りやすい。何よりキャラクター達の個性が楽しい。自分が同じ時、同じ状況になったとき、自分はどの様に行動するのだろうか。主人公と同じことをするのか。全く逆のことをするのか。何度も読み直してしまいました(自分は、2〜3回読み直しました)。
言葉の一つ一つが丁寧で心に「響く」ではなく「残る」ような不思議な感じです。この不思議な感覚が「怪」しいのでしょうか。今まで生きてきた人生を振り返ると、意外といくつか「怪」しい経験をしてきた様な気がして、ここで一度立ち止まり、昔を思い出すきっかけが出来る作品だと思いました。