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記憶の渚にて

■第61回モニター「記憶の渚にて」白石 一文

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

しげまる さん (会社員)
感想文なんて書くのいつぶりだろう。
白石さんの作品は好きで全作読んでいます。いろんな作家さんの小説も読みますが白石さんの作品は僕にとって初めて読んだ『一瞬の光』から特別です、どう特別なのか上手く表現できないのですがとにかく特別です。白石さんの作品を読むとき僕は他の本、小説を読むのと全く違う気持ちで読み、たくさんのことを考えます。ときに僕には難しく理解できないこともあります。その難しく僕にはわからなことも僕なりに考えて読みます。
どの作品も僕には特別ですが『記憶の渚にて』は白石一文さんが僕のために書いてくれたんだと思いこみながら読みました笑
作品自体はとても読みやすいです。
三部構成でたくさんの人物が登場しますが、ひとりひとりが瞬間、瞬間で繋がるように表現されているので誰が誰だっか…みたいなことが全くないです。
記憶って僕たちひとりひとりが必ず持っているものです。とにかく読んでほしいです。と同時に誰にも教えないでひとりじめしたくなるほど大切な作品です。
あと、白石一文さんの食べ物、食の表現は本当にお腹が減ってきて食べたくなります。今作も沢山ごちそうが登場します!
いろんな気持ちが溢れだしてきます。
ありがとうございました。
らっきょ さん (会社員)
白石一文の小説は目が話せなくなる。
圧倒的に実力があり、評価も得ており、それがゆえ冴えていて、貪欲なのに、冷静で欲がないように見える登場人物。
こんなに圧倒的で印象的なのに、目が話せなくなるのは誰もがどこかしらその自尊心に満ちた登場人物に投影できる自分を見るからであろう。
登場人物とくに主人公の独白は共感とはまるで違う類いの共感。同じ言葉をはめるのと気持ちが悪いが、気持ち悪くなるような冴えと自覚を身に覚えさせるつらいような自分自身の生理なのだ。
それゆえ読者には東洋経済やプレジデントを好むようなできる人間が多いと思う。そんな人間でも勝つのは性欲。その悲しさではなく、その無常さに人は共感してしまうと思う。
今井 秀真 さん (会社員)
白石一文氏の圧倒的な社会への洞察と物語の構成力が、今なお磨きこまれて行っている事を感じさせる一冊でした。
氏は時間的に長く大きな物語を非常に綺麗に描かれますが、その中でも随一の美しさ、序盤から想像する結末とは大きく異なるものの、読後に振り返ってみればこの物語以外では有り得なかったのだ、と感じさせる物でした。その様は彼の作品に登場する「選ばなかった未来などどこにも存在しないのだ」という言葉を連想させるものであり、その辺りは新聞連載という初出の特性なのかもしれません。
新聞連載、との事で特にストーリーには所謂クリフハンガー的な技法や短めの一文、序盤に謎が多い(≒エンタメ、ミステリー的な一面を持っている)等他の氏の作品ではあまり見られない部分もある作品だと感じました。しかしそうして紡がれる時間、人生、運命への考察はいつもながら非常に見事で、そのような慣れない作業もむしろ武器に変えている、というのが率直な感想です。ただし、読者層の都合なのでしょうがラスト周辺の宗教全体への考察は非常に毒の抑えられた安直な内容に留まっている、とも感じました。
ちよかこ さん (主婦)
えっ。待って待って。そうなんだ!何度か読み返して、噛み砕いてい、夢の中までも反芻していたらしい私。自分の叫び声で何度も目覚めてしまうくらい、のめり込んで読んでしまいました。止まらなくて。
この出来事は虚構なのか現実なのか?
普段の生活のなかで、なんだこれ懐かしい感じ。あ、あと一歩で今の自分の前の私(過去の記憶?)に辿り着けるような感覚。うまく表現できませんけれど。この作品を読んで納得できました。すごいなー。
物語との出会いも内蔵されている記憶との邂逅なんでしょうか。出会うべき時に出会った作品です。
読み終えて、再読すると、そうか! (必ず再読したくなるとおもいます。)世の中は辻褄でできてるんだと深い安心を持てました。
もっと読み込めると益々の深い理解になると思います。文字のすごさも改めて感じました。
それにしても、出てくる食べ物が美味しそうで、古賀さんの元で働いてそのご飯が食べたい。色々なことは置いといて、その食事だけで生きる希望が湧いてきそう。
迷子 さん (専門職)
今まで読んだ小説の中で一番、読み終わってすぐにまた読み返したくなる作品でした。
単に謎解きというより、記憶や事実の中に漂って紐解いていく感覚を味わえました。
まず次は登場人物のつながりを把握できるように読み返そうと思いますが、二回目の後もきっとまた別の角度で読み返したくなると思います。
あさまるりん さん (会社員)
最初の数ページを読み進めた時には、いつもの白石ワールド同様、人生の酸いも甘いも潜り抜けた中年男性の紆余曲折、その中での出会いや別れのドラマが展開されるものと、すっかり最初の語り手、古賀純一に感情移入していたが、突如その当てが外れる事態となり、おろおろしながらそしてハラハラしながら結局一晩で読み終えてしまった。というか途中で止められなかった。ありきたりの表現だが、まるで大河ドラマを見ているかのような壮大な展開、時代と空間を超えた大きなドラマの中でそこに行きつくのか!という結末ー。途中から私の感情移入する相手は物語後半の語り手を担う白崎東也に移っていた。
昨今の悲惨な自動車事故でよくその病名を聞いた「てんかん」がこの物語の一つ大きなキーワードになっている。また、「アトピー」や「いじめ」「恨み」も。そうした現実的な病も相克も何もかもを包み込むようなラストシーンに集う人たちの顔ぶれを想像した時に、読み手の自分も深い感動と大きな優しさに包まれる気がした。
途中かなりミステリー調というか、これまで私自身がなじんてきた白石ワールドとはちょっと異なる展開にぐいぐいと引き込まれていった。でもやはり、人の運命(さだめ)というか、そうしたものを描き続けている作家、白石一文ならではのメッセージが込められた小説なのだなと2度目ゆっくりと読み返して思った。
世界のあちこちで物騒な事件が毎日起こる現代に、あまりにもストレートで真摯なメッセージ「絶望を遠く離れて」が心に残った。また、いつもながら料理の描写が絶妙で、特に読み終えてから豚の塊肉を買いに走ったくらい、角煮はおいしそうだった。
もりりん さん (会社員)
もしかしたら、人生のメルクマールとなる作品に出逢ってしまったかもしれない。著者巻頭言「この物語を必要としているすべての人たちのもとへ―」が、読み終えた時、まさか自分に向けられていると感じるようになるとは思いもしなかった。
久しぶりの白石氏の作品にわくわくしながら、割と軽い気持ちで読み始めたのに・・・。記憶に問題を抱えているわけでもなく、宗教上の何らかの葛藤を抱いているわけでもない自分には、本作の内容紹介文を読む限り、物語性を楽しむ類の小説に思えたからである。しかし、そんな気楽な読書を許すような作品ではなかった。ものの10頁も読み進むうち、謎めいた人々、不可解な出来事の数々に前のめりに先を急ぎ、気がつけば、この概念的、哲学的、精神性を問う結構にも関わらずすっかりその世界に耽溺してしまっていた。
そもそも、小説を読むモチベーションとは、行ったことのない国、接点のない職業や技術、自分の生活圏の中にいないタイプの人々、等々に出会う楽しみが一義的であり、それは限りある自らの生活圏を超えて想像力の広がりを求める土台になるものだと考えていた。ところが、本作は一点集中的に深く深く進行してい
く物語だった。それは新鮮であり衝撃的でもあった。

「記憶」というモチーフがこんなにも人をして惑わせ、昇華させ、希望と絶望との狭間に翻弄するものだとは考えたこともなかった。本来、「記憶」といえば、過去であり振り返るものである。故に、人によってはそれを封印し、あるいは捨象することで希望を見出し自分の人生を生きていく。ところが、その固定観念があっさ
り覆されるまでの過程が衝撃的であると同時に美しい。翻れば、冒頭の『わが兄・手塚迅の遺したメモより』は暗示的であり、この物語の象徴とも言えるものだろう。
そして、薄紙を剥がしていくように解き明かされていく謎の一つひとつ。終章に至り、最後のピースがピタッとはまるような結末に爽快さと一種の安堵感を覚える。「思索的小説」と言われる白石文学のベースはそのままに、ミステリともSFとも伝奇小説ともファンタジーとも宗教哲学とも取れるエンタテイメント性で構築されたこの物語は、どんな人をも魅了するに違いない。純文学とエンタテイメント小説とが見事に融合した、白石文学独自の世界観を多くの人に読んでもらいたい。
松戸まっくす さん (会社員)
白石一文作品の主人公が好きだ。強い信念をもち、愛を信じる。計算づくではなく恵まれた環境を捨てて、誇り高く、信念を貫くためにつき進んでいく。本作品の主人公、古賀純一もいままでの作品で出会ってきた男たちと同様に、世界的ベストセラー作家である兄・手塚迅の死を通じて、己の志を貫き、人として成熟していくストーリーになるかなと読み始めたが、よい意味で裏切られてしまった。
一部の終盤から語り手が変わり、予期せぬ出来事が枝葉のように広がって、読者の想像をはるかに越えたスケールの大きなストーリーが展開する。時空を超えて、家族何世代にも渡るストーリーがつづられ、それがさらに広がっていく。ジョン・アービングやポール・オースターをほうふつさせる作風となって、わたしはストーリーにのみこまれしまった。
本作における「世界は燃えつきることのない炎のようで、常に形を変えて決して安定をつくることはない」という言葉はわが50年以上の人生における実感だ。見えない力につき動かされて人は生きていく。それが何かは説明できない永遠の謎であろう。白石一文渾身の一作である。
rinco さん (主婦)
登場人物が、どこでどうかかわってくるのか、まるでパズルをはめていくように、緊張しつつ丁寧に読み進めました。最初から最後まで暗闇の迷路を彷徨っている感じで、なかなか先が見えないとやきもきしたりもしましたが、それでも奥へ奥へと引きづりこまれてしまったようです。白石ワールドに惹かれて、ほぼ全作拝読していますが、(『ここは私たちのいない場所』以外全て)本書は特に白石さんの生と死、宗教、縁、などへの考えが色濃く出ている作品だったと思います。伝えたいことが多かったのか、登場人物が多く、ストーリーが複雑になりすぎて、私には少々難解でしたが、繰り返し読んでみると、どんどんクリアになり、読み応えのある作品だと思いました。
hirorin さん (会社員)
歴史と共にいろんな人たちの記憶と記憶が重なって、驚きの展開の連続でした!
自分の今持っている記憶も、いつの時代にか生きていた人の記憶なのかも?と考えたりすると前世・来世にも興味がわいてきます。
その反面、因縁めいたものの怖さも感じてしまいます。。。
トラキチ さん (会社員)
直木賞作家の矜持が体感できる作者渾身の作品だと言える。人生に対する問いかけは他の白石作品でもお手のものであったけれど、本作ではそれからもっと進化した形で読者に提示されていると感じる。それだけ物語自体が壮大であることが読者にとっても伝わるのであるが、それは物語自体が三部構成となっているところが大きいと思われる。
第一部にて語り手となる古賀純一、読者の大半が物語を通して彼が主人公を演じ、彼の人生哲学いわゆる白石哲学が語られると予想されたことだと思う。それが良い意味で期待が裏切られたところが、他の白石作品では味わえないようなスケールの大きさを感じるのである。
物語全体にミステリーテイストが漂っているのが特長である。登場人物ひとりひとりが謎に包まれているわけであるけれど、彼らひとりひとりの生い立ちがキーポイントとなっていて、いかに彼らが生きてきたか、先祖を遡って謎が謎を呼び、最終的にはパズルのピースが完結します。
その読み終えた時の爽快感は他の作家の作品では味わえないような感覚に満ちていて、それは裏返せば、誰も悪くなく一生懸命生きてきた証としてこうなったのだと読者に知らしめしてくれているように感じられます。その一生懸命さが読者の明日への活力となることは請け合いで、まさに作者が願っていることだと強く感じました。機会があればまた読み返したいと思っています。新たな収穫が得られると確信しています。
yank さん (自営業)
誰かと共有した出来事の記憶もカタチを変えていく。同じ時間を過ごしたことがなくとも共通の記憶を有することがある。
当たり前だと思っていた「記憶」の意味を根底から覆され、他者との関係をあらためて考えされた。
ノエル さん (主婦)
世界的に有名な小説家でもある手塚迅の謎の死と、その弟が持つ不思議な能力が気になり第1部を読み進めていくと、驚愕の事件が起こり、そこから狐につままれたみたいに第2部に引っ張り込まれ、否応なしに謎を追う東也と一緒に尾道、ロンドンへと連れて行かれ、気が付いたら自分が持っている記憶というものの概念が揺らいでいました。複数の伏線や謎を散りばめ後半に向かって収束される手法は『神秘』でも見られましたが、『神秘』よりも物語性に富んでいて、それでいて白石先生らしい哲学的な思考もあり面白かった。ここにきて新境地を切り拓かれたのでしょうか。私にとって、目の離せない存在なのは間違いなく、これからも面白い作品を期待しています。
Maro さん (主婦)
白石一文という作家が今まで生きてきた人生の中で五感すべてを使って感じ取った知識と感情と想いが集まりこの現代における言語の表現方法を最大限に駆使して紡ぎ出される文章たち。
伝えようとしているこの物語のストーリー以上の何かを感じたとき、白石一文という作家のすさまじさ人並みならぬ桁はずれの才能を感じられずにはいられない。
そして私たちへ確実に生きるヒントを与えてくれる私たちは、間違いなくこの物語を必要とし、この作家に魅了され続けている。
Rogi さん (会社員)
白石さんの著作は、とてもシンプルなメッセージをいろいろな切り口、語り口で読者に伝えてきて、その読書体験がすごく幸せな時間をくれます。この「記憶の渚にて」は過去のどの著作よりも濃厚で、豊かな読書体験をくれる傑作だと思いました。
asm さん (会社員)
白石さんの本は、大学生の頃から好き。初めて出会ったのは、「一瞬の光」。
言葉通り、寝食を忘れて深夜までかかって読んだ思い出。
「記憶の渚にて」と、私。
新聞連載で読んでいたけれど、途中、娘を出産するために中断。初めての子育てで時間が作れず、結局最後まで読めずじまいだった。
読み終えて……。
記憶と記録の違いについて考えた。娘の成長をすぐ忘れてしまうから、一生懸命に写真で記録している私。でも、写真を見ても、その頃のことを詳細には思い出せず。
記憶って何だろう。と、改めて考えさせられた。
自分自身で記憶を改竄してるかもしれななぁとも。
記憶の概念が変わる一冊。
記憶って、もっと強くて、確実なものだと思っていた。実はふにゃふにゃで、一度見失うともう、真実には届かなくなるものなのかもしれない……。
読んでいる間は、どんどん先の事が気になって。何というか、追いたてられるように読んだ。
ミステリー要素が多く、ドキドキソワソワ。
読み終えた次の日の朝。
娘と夫と朝食を食べながら観ていたテレビ「おかあさんといっしょ」。
おたよりのコーナーで、聞こえてきたのが……
「イギリス、ロンドンからのお便り、〜〜ちゃん!」
何だかドキッとした。おかあさんといっしょ、で、ロンドンから!?このタイミングで!?
私も白石さんの世界の、不思議な体験が少し出来たような気分。不思議な力は、きっとあるんだと思う。ただ、あまりにも自分の身近にないから実感がわかないけれど。
白石さんの渾身の作品。
でも、また是非白石さんの本が読みたい。私にとって白石さんの作品は、考え方の幅を広げてくれるもの。まだ噛み砕けていないことだらけの、私にとっての「記憶の渚にて」。上手くまとめられなくて、もどかしい。まだ余韻に浸ろうと思う。
みずうみ さん (主婦)
この度は発売前の白石さんの本を読む機会を頂き、大変嬉しく思います。どうもありがとうございます。さて「記憶の渚にて」の感想ですが読み終わった後に、じわじわと心に響く作品だと思いました。
最初は読み進めていくうちに、この本はどのような結末になるのだろうと、とても興味深く思いながら読みました。途中何度も読み返しました。登場人物の背景やつながりを確認したのもありますが、読み返すたびに新たな気づきや発見があり最初に読んだ時とは違う感じ方をする作品でした。
非現実的のようなこともとても現実的なことだと感じました。
私には今後何度も読み返したくなる作品で、きっとその度に違った印象をもつことができる本だと思います。
松井 祥 さん (その他)
白石一文先生の作品は、デビュー作の『一瞬の光』から、半分ほど読ませていただいています。この『記憶の渚にて』は、先生の作品の中では異色の作品であると感じた。数々の小宇宙を内包する宇宙そのもののような手触り。読み進めるにつれてつながる時間と記憶。最後の一点に向かい収束していくものの、燃え尽きることなく、炎はゆらめき続け、この作品は私達の中に残っていく。そう感じさせる一冊でした。大変面白く、引き込まれる作品でした。
かーこ さん (会社員)
自分の記憶(力)に挑戦されてる気がしました。
記憶というシステムを分析し、解き明かそうとする試み。そのなかで、「えーーっ」という裏切りもあったように感じまして。でもそれは、その解明のため必要だったのか…と。読む方には、記憶力の限界に挑みつつ家系図など書きながら読むのもおすすめです。
neo999x さん (会社員)
「記憶」というものが、生まれては死んでゆく人間たちのあいだで共有しうるという仮説がとても興味深かった。それにより、「末期意識清明」や予知、予感、第六感といったものの存在を証明できるというくだりにも納得できた。
玉井洋子 さん (専門職)
記憶というテーマを意識しながら読みはじめた。読み始めは少し難しい話になるのかと思っていたが、あっという間にいつもの著者のエンタメの世界に引き込まれた。映画化される小説が多い中、読書ならではの小説の楽しさが味わえる作品だと思う。
記憶とは何かを問われ、考えさせられながら、最後までエンタメとして楽しむことができた。
圧巻のラストからくる最高の読後感は、今までの著者の作品の中でも最高の一つと言ってよいと思う。
リッキー さん ()
長くて不思議な話だった。
わかるところもあるし、わからなかったところもある。
ただ、時間をおいてもう一度読んでみたい作品だと思った。
その時にはきっと今とは違う感想を持つんだろうなと感じる。
『記憶の渚にて』というタイトル通り、記憶についての話が描かれいる。共感できる点もあれば、違うのではないかと思うところもある。記憶について、今まで考えもしなかった視点や切り口で描かれており、考えさせられるきっかけが随所にある。
最後まで読んで自分なりに考えたことを、この本を読んだ誰かと話し合いたいと思った。