いただきましたモニター当選者の皆様のご感想は、こちらのページ上にて掲載させていただきます。感想を御覧になって、お好みの本を見つけてください。

ハリネズミ乙女、はじめての恋

■第71回モニター「ハリネズミ乙女、はじめての恋」令丈 ヒロ子

※いただいた文面から、一部抜粋させていただきました。

なつみかん さん (50代)
小学生の頃、娘が夢中で読んでいた「若おかみシリーズ」の作者のオトナ女子向け小説ということで読む前から期待でいっぱいでした!
関西人だけれど根っから明るい、というわけではない主人公のコノカが東京に来て自分探しをして、どんどん輝いていくストーリーには思わず引き込まれました。ハリネズミのかわいらしさに癒され、そして、コノカをとりまく温かい人たちにも感動しました。最後のあたり、今までの謎?のようなものがあかされるところは、一気読みをし、そして泣きました。ラストは本当に心温まる感じで、とても好きな終わり方でした。

心の奥に温かさがふんわりと落ちてくるような、そんな心に響く一冊です。読むと元気になること間違いなしの一冊ででもあります。若おかみシリーズが大好きだった娘は、ちょうどコノカと同世代ですので、娘にぜひすすめてみようと思いました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
今、大学生の娘が令丈先生の作品が大好きで、大好きで、何回も読んでいました。(サイン会にも行ったほどです) あれだけ子どもの心を惹きつける作品をお書きになる令丈先生の今回のこの作品、非常に期待していました。そして、読後感はその期待を上回るすばらしいものでした。今後も、大人向けの作品をたくさん書かれてください。楽しみにしています。
ゆたぽん さん (20代)
テンポの良い文章であっという間に引き込まれました。
芸人一家に生まれるとこういう感じかもー、私だったらやっぱりコノカちゃんみたいに辛いなあ・・・。
ペットショップで白ハリネズミくんと、メガネ男子と出会ってそのまま恋物語に進むのかと思ったら意外な展開で!えーどうなるんだろうとドキドキしながら物語に入り込んでいました。
ラストは本当にホッ、と幸福感に包まれて涙しました・・・。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
小学校の図書室ボランティアがきっかけで先生の作品を何冊か読み、大人が読んでも面白いなあ、と思っていたので、今回こうしてオトナ向け小説が読ませていただいてとてもうれしかったです。
またぜひよろしくお願いします!
ハヤミ さん (20代 会社員)
お話のテンポが良く、最初から最後までずっとドキドキしながら読みました。コノカの抱える色々な感情が丁寧に描かれ、自分と重ねて、読むのが苦しく感じる場面もありました。
境遇などは全く違いますが、精神的引きこもりではあるので、コノカの気持ちはすごく共感でき、だからこそ、読むのが辛い…!(感情移入しすぎなきらいはありますが…)

ハリ乙女としてデビューし、芸能界で仕事をする場面は本当に2人?の漫才を見ているようで、とても楽しく、大好きです。白ハリくんとの別れはとても切なく悲しい場面でしたが、そこでコノカが元のただの人に戻るのではなく、新たな相棒綿ハリくんと共に「嶋本コノカ」として一から芸人としてやり直す、というラストはコノカの成長を嬉しく思うと共に、私も頑張ろう、と勇気付けられました。

タイトルの印象から、「勝手に奥手な女の子の遅めの初恋」がメインのお話かな、と思っていましたが、良い意味で裏切られました。個人的にはコテコテの少女漫画や恋愛小説が苦手なので、「恋」の要素は程よく、素直に楽しめました。
「はじめての恋」という言葉がタイトルに含まれてはいますが「恋愛小説」という枠ではくくって欲しくないお話です。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
おっこちゃんと一緒にどきどき、わくわくしながらお話を読んでいたころを思い出しました。令丈先生の作品は、児童向けの明るく楽しい恋愛もの、というイメージが強かったので、20歳をとおに超えた私には、正直、楽しめないのではないか、と思っていましたが、それどころか、小中学生当時よりもさらにどきどき、わくわくしながら読み進められ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

自分と重ねて、読むのが辛く、苦しく感じられる場面も多々ありましたが、そう感じられる人のほうが、よりこの物語は楽しむことができるのではないかと思います。本当に素敵な作品をありがとうございました。
ゆきしたさん さん (10代 学生)
好花は芸人一家のなかの生まれで、不定期と言えども動物の声が聞こえるという不思議な力があります。また、彼女自身も芸能生活を始めることになるのですが、テレビのなかの世界とは全く関係ない私は彼女に共感出来るのだろうかと思いました。しかしテレビに映らない好花の日常は私たちと似たところがありました。好花は作中でバイトを始めるのですが、そのバイトの中で自分の役割を、他者との関わり方を、自分に出来ることを発見していきます。

また、ハリネズミというと少し変わっていますが、しかしそれは私達のいうところのペットです。ペットと過ごす日々を
Twitterにあげるのは普段の私達と同じことです。その中で好花はTwitterの危険性を味わってもいます。読んでいて苦し
かったときもありました。好花は自分に自信が満ち溢れたような性格ではありませんでしたが、その中でも、彼女の信念が
あったからこそ、道が開けていったのだと感じました。さて、本題の恋愛についてですが好花の目線で語られていくのでそこまでもどかしく感じる描写
は少なく、ゆったりとした気持ちで恋の様子を見守ることが出来ました。ちょうど、好花のバイト先のパートさんと同じ気持ちです。だからこそ、この本を手にとって下さったかたは最後まで読んでいただきたいです。
そして、もう一度、最初に戻って頂きたいです。
忘れてしまったのは好花だけでないと気づくはずです。

あれ、もしかして…あの、台詞は…
と…。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
恋愛してみたいなぁとは思いますが自分から男の人のいない所へ行っているなぁ…とこの本を読んで改めて思いました。
〜お母さんが苦手だった。という最初の1文でぎくりとしました。嫌いではなくて苦手とあったところが、私自身とても救われました。母は他界してもう会えませんが、会いたいなと思います。大好きなんです。だからその1文に同調しても、苦手となっているので私は自分を責めずにすみました。ありがとうございました。

虎吉 さん (10代 学生)
とても面白かったし共感できました。
高校生の私は親と意見が合わないことはたくさんあるし、親のことがよく嫌になります。でも、私は臆病でそれを口に出したことも行動に表したこともないので、コノカは私よりももっと苦しい状況にいたのかなと想像しました。
そして、コノカが少しかっこよく見えました。

東京に行った理由は親から逃げるということだったけれど、何かを感じて行動出来るその行動力に羨ましさを感じました。
いつも自分は独りだと感じるけれど、実は自分を見てくれている人はたくさんいて、その人はとても素敵な人なんだと思い出させてくれました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
この作品を求めている人はきっとたくさんいると思います。なのでこの作品がどんどん広がっていくことを願っています。
そして、私はしんどい思いをした時や苦しくなった時にきっと読み返すと思います。
素敵な物語をありがとうございます。
May さん (30代 会社員)
強い家族と、弱い自分の話。だと思って読み始めたが、途中から違うかも?と思い始めた。
コノカには弱いところもあるけれど、読んでいくうちに実は「強い」んじゃないか?と思えてくる。人ではないけれど心の底から信頼できて大切だと思える友達(ハリくん)に会えたのはとても大切なことだったと思うし、それをきっかけに世界が広がったのはよかったと思う。これから先も強く、でも優しいままで生きていってほしいと思った。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
先がどうなるのか、ドキドキしながら読みました。また次の話も楽しみにしています。
だんごむし さん (10代 学生)
率直に面白かったです。
特に後半に入ると、物語に引き込まれて一気に読み切ってしまいました。コノカの様なお笑い一家は少ないと思うし、感情移入しずらいかも・・・と思っていた自分を叱りつけたくなりました。

最後にコノカが自立して、星村君に真実を伝えられたことに大きな意味を感じました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
若おかみは小学生も、メニメニハートも面白かったけど、ハリネズミ乙女には1番引き込まれました。すごく面白かったです。これからも頑張ってください。
みん さん (40代 主婦)
めっちゃ面白かったです。芸人一家に生まれて面白いことを期待されて暮らすコノカの辛さに、わかる〜大阪人だからってみんな面白い訳じゃないんだよ〜と共感しながら読みました。東京に出て白ハリくんと出会い、一躍人気者になってとどんどん環境が変わる様子も面白かったですが、芸人一家のDNAというかきちんと育てられてたんだなという様子が伺えて、家族との関わりが良くなっていくのにホッとしました。人気者になっていく中で自分にとって大切な人、物がわかるようになって良かったなと思い、コノカが幸せになってくれてめっちゃ嬉しかったです。それにしても白ハリくんはホントに話をしていたのかが気になります。大阪弁の白ハリくんめっちゃカワイイ。私も白ハリくんみたいな子に巡り会いたいと思いました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
うちの娘たち(大学生と中学生)が小学生の頃に楽しく読んでいた「若おかみは小学生!」シリーズ〔本もですがマンガも買ってました〕の令丈ヒロ子先生の作品。絶対面白いと思って読みましたが期待が裏切られる事なくめっちゃ面白かったです。娘たちも私が読んでいる本を見て、この人知ってる〜こんなのも書いてるの?読みたいと大騒ぎでした。

面白い作品をありがとうございます。今後も読み続けたいのでよろしくお願いします。
まーめいど さん (10代 学生)
この物語を読み始めると私は、すぐに物語の世界に引きずり込まれていきました。最初は白ハリくんかわいい。コノカとの会話楽しそう。程度にしか思っていませんでした。しかし、この本では、ただかわいい、癒される、笑顔になれるということだけでなく、様々なことを訴えかけているように感じました。一番強く感じたのは、辛いこと、苦しいこと、どんなに頑張ってもどうしようもないこと、そんなことを乗り越えていくことの大切さでした。

白ハリくんと一心同体で「ハリ乙女」として活動していたコノカ。相棒の白ハリくんが死んでしまったとき、読んでいた私も不安でいっぱいでした。しかし、そこから立ち直るコノカを見て、私も励まされました。かわいい、癒される、、、そんな中にもたくさんの思いがつまっているこの物語は、最後まで目が離せず、一度読み始めたら手が止まらなくなるような物語でした。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
令丈先生の本、久しぶりに読ませていただきました。令丈先生独特の世界観に今回も魅了されてしまいました。決して楽しいことばかりを言っているわけではないのにどんどん引き込まれていく令丈先生の文章が大好きです。
次作も楽しみにしています!

むらさき さん (20代 学生)
幼い頃、「若おかみは小学生!」のシリーズなどが大好きでした。令丈さんの書くリズムカルな会話に身近に居そうな人たち、面白いストーリーに惹きこまれました。大阪弁でのコノカと白ハリくんの楽しい会話と漫才はとても面白く思わず笑っ
ていました。また、芸人の家族は恥ずかしいと思い、だれも知らないところことを心地よく思っていたコノカが白ハリくんたちとともに変わっていくことや芸人の世界が垣間見れたところも魅力的でした。楽しくほっこりする一冊でした。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
幼い頃から先生の作品が大好きでした。私の大好きだった楽しい会話やリアルな人々はそのままに大人向けの小説も読めるだなんて夢のようです。これからも大人向けの小説も読めることを楽しみにしています。
美雨 さん (30代 自営業)
生まれ育った家庭環境と家族に不満を抱きつつ、どうにもならないところから逃げだすように上京してきたコノカ。
大人になっても、普段は気にならない素ぶりをしていても、生まれ育った家族というのは誰でもコノカのように心のどこかで憎んでいるのかなぁ…と思いました。
その家族が、ふとしたきっかけで実は自分の成長のきっかけとか生きる能力というものを養い育ててくれた恵まれた環境だと気が付くことができるのは、実は幸せなことなんじゃないかと思ったのです。コノカの成長はもどかしくもあり、そんなこと現実には無い!と思うところもあります。

しかし、白ハリくんとともに時間を重ねるコノカの姿に、どこかほっこりしてしまう自分がいました。
大人向けファンタジーを読むということは、心の奥底の自分との出会いなのかも…と気がつかせてくれた素敵な作品でした。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
素敵な作品をありがとうございました!普段、児童文学というと興味がありつつもなかなか手にする機会がありません。
小学生や中学生が小説を読む機会があっても、30歳を過ぎた大人が児童文学を手にする機会はほとんどないと思うのです…
それでも、読書によって小さい頃のピュアな感覚をもう一度味わいたいとどこかで願っていることもあります。キャリアある先生だからこそ、大人女子向けの小説を上手に作り上げられたのかなぁ…と思いました。

パートですが、書店勤めですのでぜひオススメさせていただきますね。
この度は、素敵な作品をありがとうございました。
ぎょうざ さん (20代 学生)
コノカがハリネズミを好きなのは、自分と同じように外側の針を持ち、その中に繊細な自分がいるからなのかな、と思いました。家族が誰である、などではなく、自分をちゃんと見てほしいと望むコノカは、自分自身を覆った針のせいで、ずっと自分をちゃんと見てくれていた人たちを見ることができずにいたのかもしれません。それを気付かせてくれたのが白ハリくんという、自分の心の底に隠れていたもう一人の自分なのだと思います。

私も白ハリくんのような、自分を、そして自分をちゃんと見てくれる人を見つめられるような、強くてあたたかい心を持つもう一人の自分に出会いたい。


●令丈先生・この作品への応援メッセージ
とても優しく、分かりにくい装飾の表現が少なく、素直で等身大の主人公の言葉を読んでいるような気持ちで、とても読みやすく、あっという間に最後のページをめくりました。こうした機会を下さった角川書店、素敵なあたたかい物語を書かれた令丈先生、ありがとうございました。
ンボランバロンヅ さん (10代)
真面目で不器用なコノカに苛々したり応援したり、共感できた。時に厳しく叱る兄や、優しく見守る祖母、父、コノカを娘のように可愛がる大山さんそういった登場人物もコノカにリアリティをもたせていた青い鳥文庫を読んでいた12歳のわたしでも背伸びして読んでしまうと思う。
星村くんとうまくいくといいなと思わずにいられない|。´艸)

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
まだ学生で甘えた私にとって、コノカは身近に感じられました!久しぶりの令丈さんの本、面白かったです。
青い鳥文庫で感じた気持ちが少し思い出されたような気がして懐かしくもなりました。
素敵な本をモニターとして読めて嬉しかったです。
ありがとうございました。
なつめ さん (20代)
泣きました。心に刺さっている棘が抜けたような、あたたかい気持ちになれました。白ハリくんのおかげで嫌な自分を変えようと思えてきました。ラスト4ページの、少女漫画顔負けの展開には年甲斐もなくドキドキしてしまい、こんな素敵な想われ方いいなぁと憧れてしまいました。児童文学作家さんということもありすごく読みやすく、気が付いたら一気読み。
読み終わったあと思わず、うちの愛犬を抱きしめてしまいました。大切にしよう…。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
今回初めて令丈ヒロ子さんの本を読んだのですが、以前から若おかみは小学生!のシリーズも気になっており、一層読みたくなりました。こんな素敵な作品を書かれるなんて。読めて良かったです。ありがとうございます。発売されたら、動物を飼っている知人にプレゼントしたいと思いました。新社会人や上京してきたばかりの人などにも是非読んでもらいたいです。
応援しています。これからも頑張ってください。
詩織 さん (30代 主婦)
読み始めて直ぐに白ハリくんの魅力に夢中になり一気に読んだ。芸人家族がどのように絡んでくるのか不思議だったけど、白ハリくんとの芸にクスっとさせてもらい、そういうことか!と直ぐに2人のファンになった。優しいのにコミカルでとても読みやすく、その上可愛らしい白ハリくんに最初から最後までやられっぱなし。
最後にはたくさんの切なさと温かさをもらい涙しながらも読了。コノカがペットショップで働く姿も芸人として頑張る姿も、時にはハラハラさせられたけど成長ぶりが嬉しかった。元からハリネズミの膝掛けを使い、ハリネズミを飼いたかったくらい大好きなハリネズミの可愛らしいお話が読めて本当に嬉しかった。


●令丈先生・この作品への応援メッセージ
ハリネズミ乙女、はじめての恋は、とても読みやすく共感出来る部分があり一気に読ませていただきました。また上の子がちょうど19歳で会社の寮に1人で住んでますが少しコミュ障なところがあるので共感出来るだろうと思うので読ませてあげたいと感じました。下の子は10歳ですが読みたいのでその年齢でも充分楽しめそうなのでぜひ読ませてあげたくなりました。みんなハリネズミが好きなので喜びます。わくわくしたり、辛さを共感出来たり白ハリくんの可愛らしさにきゅんとなり楽しい読書時間を過ごせました。ぜひ一般書をたくさん書いてほしいしです!もちろんこれからも応援させていただきます!ありがとうございました。
Alice さん (40代 公務員)
児童文学作家の作品らしく、とっても読みやすかったです。ハリネズミの声がきこえるなんて、ファンタジー系?と思っていたら、きちんとそのあたりもうまく落としどころがあって、大人が読んでもOKなお話でした。
「ハリネズミ乙女」は、ハリネズミと一緒にいる乙女ではなく、警戒するハリネズミのようにハリを逆立てて、人を近づかせなかった主人公自身のことなんだなぁ、と思いました。

ハリネズミ乙女の初めての恋は、きっと最後の恋になるんでしょうね。お幸せに!

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
とってもかわいい作品でした。また、大人女子向け作品を書いてください。
児童文学(青い鳥文庫など)になじんでいた女子小中学生が、読書から離れずにいてくれるきっかけに、ぜひ、なって欲しいです。
トモカ さん (20代 会社員)
今の生活に疲れを感じてる人へ、読んだら少し心が軽くなるような作品だった。主人公のような、真っ直ぐさや純粋さは持ち合わせていなくても、周りの人を鬱陶しく思ったり、一人で生きていけると感じた気持ちは誰でも共感できる部分だと思う。でも少し周りを見てみれば、自分のことを見守ってくれる人がいて、周りの人に支えられていることを改めて実感できる。そして最後のシーンは、読者も主人公を見守っているような気持ちになれるだろう。くすっと笑えて心温まるシーンで、思わず笑みがこぼれる。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
楽しく読ませていただきました!今後も作品を楽しみにしています。
torimaria さん (20代)
とても読みやすく、さらりと読めてしまいました。わたしは関西が苦手で、自分の家の境遇から逃げ出したい主人公の気持ちに共感しながら読みました。そして、自分自身が大学進学で遠くはなれた鹿児島に住みはじめた頃を自然と重ね合わせました。コノカと同じで、バイトもしたことがなく、世間知らずでした。しかし彼女は白ハリくんと出会い、ペットショップで働き始めることで、徐々に変わっていきます。安心できる相手がいると、それが動物であれ、自信がちょっともてる。そして、一歩、前へ進んでみることができる。彼女の変化を応援しながら読みました。最終的に、相方の声が聞こえていたわけでないという事実には驚きましたが、よくみていてくれた星村くんの気持ちが、コノカに通じて良かったです。彼女のように、逃げずに、前向きに、物事にぶつかっていく。そして、知らなかった自分に出会い、家族との距離感がかわり、そして、見ていてくれる人にも出会える。そんな勇気をもらいました。19歳の初心にもどってがんばろうと思いました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
令丈先生の作品をはじめて読みました。私は最近まで関西弁が苦手で、テレビや文字でみるのも嫌でした。しかし、最近学校の大阪出身の先生に、私が以前道で隣にいた人の鞄がいいですね〜と褒めたことがあるというエピソードを話したら、誰にでも話しかける大阪で生きていけそうだね。と言われました。その時、私はなんとなく避けていたけれど、人から話しかけれたり、話しかけるのは好きだし、同じ日本でそれを毛嫌いしていたらもったいないなあと思うようになりました。この作品は、ひとりの10代の女の子の成長物語です。つまり、過去の自分を内省して次に進み、自分を知り、そして社会との関わりを学んでいく物語だと思いました。かつての自分とも、今の自分と重なる部分があり、また将来にむけてこうなっていきたいとかんがえさせられました。素敵な作品をありがとうございました!
ちびすけ さん (20代 学生)
この作品は、まず別れから始まる。主人公のコノカは、大阪の家族が嫌で、自ら進んで別れて東京にやってくる。そして、全体を通して、出会いと別れが繰り返される。しかしながら、決して劇的な出会いと別れを繰り返すわけではない。コノカは、東京で一人暮らしをしながら日常的な出会いと別れを繰り返す。そして、ハリネズミの「白ハリくん」との生活を通して、コノカ自身の過去・現在・未来を見つめなおし、成長していく。ハリネズミと会話ができる女の子が主人公であるため一見するとファンタジー一色なのかと思いきやそんなことはない。これは、日常的な出会いと別れの中にこそ大切なものが存在し、過去をも含めた自分自身を見つめるきっかけになることを感じさせてくれる作品であり、そこが本作品の魅力である。そして、若い世代の感性を刺激し、心をぐっと掴み、離してくれない作品でもある。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
とても惹き込まれる作品で、一晩で読んでしまいました。特に主人公のコノカと共感する部分も多く、若い女性には支持されると思います。どこにでもいる普通の女の子をきちんと描いている部分がとてもすごいと思いました。
寒い日が続きますが、お身体に気をつけてください。また、次の作品も楽しみにしています。
ちえ さん (30代)
主人公の好花の不器用ながらも成長していく姿に、いつの間にか応援していました。ハリネズミのハリくんの存在の大きさがラストによって分かってくると、切なくもじんわりと胸にくるものがあり。また、周りにはたくさん自分の事を思ってくれている人がいるということをあらためて感じることができる作品でした。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
とても心温まる作品でほろりとしながらも、すごく勇気をもらえました。不器用な子供時代を送った全
オトナ女子たちに捧ぐというのが、本当にはまっていました。
ピノコ さん (20代 会社員)
芸人一家で育つという特殊な環境の中で、主人公が持つ、コンプレックスがすごくよく伝わってきました。芸人という才能に恵まれた家族に囲まれて自分だけが何もないと思ってしまうコノカ。このお話はコノカの一人称で物語が進んでいくので、コノカの気持ちが会話だけでなく文章にも表れるので”自分にもそういう面があるな”と共感できる部分もたくさんありました。

芸人という、笑わせることが仕事の世界で生きていく大変さや、笑ってくれた時の幸せな気持ちに、ピュアでまっすぐに向き合っていくコノカがすごくまぶしかったです。自分もこんな風にまっすぐに色々なことに向き合っていきたいなと思える作品でした。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
初めて令丈先生のお話を読んだのは中学生の時でした。”若おかみは小学生!」シリーズが大好きで新しい作品が出るたびに、楽しみに読んでいました。令丈先生のお話は明るくてちょっぴり切なくてそして優しいお話ばかりなので読んでいてとても元気がもらえます。今回のお話も芸人一家の主人公なので、テンポの良さでサクサクと読めてとても面白かったです。
また次の新作はまだかな とわくわくした気持ちです。素敵な本を読ませていただきありがとうございました。
nephilim さん (20代 主婦)
ヤマアラシのジレンマをモチーフにした恋愛小説、児童文学を読ませてもらった感じでした。
芸人一家として生まれ、特殊な環境で育ってきたコノカが、白ハリくんと出会い、自分に向き合っていく……「晒し」にあってへこむかと思いきや、もっといい動画を自分で撮り、TwitterにUPしちゃうあたり、やはり芸人の血が流れているなと。
そしてテレビにほいほいと出てしまい、デビュー。めまぐるしい芸能生活、帰郷、息も切らせぬ急展開は、コノカと同じように翻弄されてしまいました。そして白ハリくんの異変により、明かされる真実。コノカが白ハリくんを演じていた、これに鳥肌が立ちました。白ハリくんに出会った時から会話をしていたなんて、見る人が見ると、まさに「ハリネズミとコミュ障女。キモッ」な光景だったとは……と衝撃でした。でもこれは、芸人のサラブレッドが、無自覚に才能を発揮していたということ。それに、本当はちゃんと白ハリくんと心が通じていた。

白ハリくんを喪っても、芸人として突き進んでいるあたり、本物だと思いました。メガネが曇っていた星村くんと、メガネをしてなくても視界が曇っていたコノカ。ヤマアラシのジレンマを克服した2人なら、もうクリアな世界が見えているんだろうなぁと思いました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
イラストがとても味があってかわいいです。製本されたものも手元に置きたくなりました。
ほかの作品も絶対読みます。
柿の種ちゃん さん (20代 会社員)
恋の悩み、家族の悩み、思春期で誰もが経験する悩み事をハリネズミ乙女、はじめての恋を読ませてい
ただいて思い出し懐かしくなりました。コノカちゃんと白ハリくんのやり取りにほっこり。星村くんとの関係にもほっこり。コノカちゃんが白ハリくんと巡り会えて本当に良かったと思いました。とても温かくて素敵な物語です。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
素敵な物語を本当にありがとうございました。ぜひたくさんの方々に読んでいただきたいです。
温かい気持ちにさせてくれるとても素晴らしい作品です。
ひな さん (10代 学生)
ヒロインのコノカのキャラクターが自分と重なり、序盤は苦い気持ちで読んでいました。けれどハリくんと出会い、ハリくんや周りの人に恵まれ、少しずつ変わっていくヒロインの姿に励まされあっという間に読んでしまいました。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
作品紹介を読んだときは、青い鳥文庫じゃないのにヒロインはハリネズミと喋るの!?と半ば不安な気持ちで読み始めましたが、いい意味で予想が裏切られ、すごく素敵な作品でした!
若おかみシリーズを卒業した子に勧めたいです!

もちろん同世代の友人にも!
戎橋焼き肉 さん (10代 学生)
まず私がこの物語に引き込まれたのは、登場人物たちの豊かなキャラクター性だっただった。様々な個性をもつ人々が、この物語を明るく引き立てていた。しかし、明るい側面だけでなく、暗い側面もあった。
それは主人公・コノカの家族へのコンプレックスだ。コノカは、芸人一家に馴染めない子供時代を送ってきたのだ。
そうしたコンプレックスをも乗り越えていくコノカの姿に、私は強い感動を抱いた。コノカはヒーローのように強いわけではなく、むしろ弱いくらいのキャラクターであったから、そこに自分を重ねることができたのだろう。「主人公を応援しながら読めた」という読書は多いし、またそうしたレビューも多いが、「主人公と一体になって楽しんだ」ということは少ないのではないだろうか。本書は、そうした濃密な読書体験をコノカのふわりとした、また感情そのままの語り口が与えてくれる。最近うまくいってないなあ、と感じる人や、とにかく勇気をもらいたい、という人はぜひこの物語を読んでほしい。コノカの相棒のハリネズミが、優しく抱き留めてくれることだろう。そして、読み終わった後には、心に生えた鋭い針が、ゆっくりと落ちていくのをちていくのを感じられるだろう。自分が、すっかり新しくなったことが、感じられるだろう。

●令丈先生・この作品への応援メッセージ
令丈先生はこれまで「若おかみは小学生!」などの子供向け作品を書かれてきましたが、初の大人向けとなる本作も非常に面白く読むことができました。これからの、子供向け・大人向け双方においての令丈先生のご活躍をお祈り申し上げます。