スナックさいばら おんなのけものみち

じいちゃんばあちゃんの魔法

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はい。いらっしゃいheart pink.jpg

毎度おなじみ、スナックさいばら。今回は感動するお話namida.jpghikari002.gif

しょっぱい話もいいけど、たまにはこういうお題もやらないとね


hikari002.gif 「あの日をずっと忘れない。家族から言われたとっておきのひと言」hikari002.gif


家族って、もしこのカーブを曲がりきれないとおおごとってこと、

いっぱいありますよねase_image020.gif


人には言えないけど、旦那が知らないうちにエライ借金こさえてたとか、

息子が学校行ってなかったとか、

ローンがあるのに突然パートを辞めさせられたとかねokane.gif


へたすると、そういうあれやこれやがいっぺんに押し寄せてきたりするclip2.jpg


もー全部投げ出したいclip_image004.gif逃げたいclip_image004.gifそんな時、

ボケたばーちゃんから奇跡のロングパスが飛んできたりするわけですよhikari002.gif


まずはこの方、岩手県のしまじろうぷうさんから。

 

 

20代前半の頃、友達と夜中まで遊び歩いていて、よく深夜2時、3時に帰っていました。

そうすると玄関の前に祖母が座っていて「○○か?帰ってきたのか?家に誰もいなくて、

か帰ってくんの待ってたんだ。こんな時間まで働いでだのか」。祖母はボケていたため、

、家族が寝た後に目が覚めて、夕方だと思って、誰かが帰ってくるのを待っていたのでした。

怒られると思っていた私は、そんなふうに待っていてくれると帰ってきてよかったなあと思いました。

ボケていても愛を感じました。私と祖母は毎週これを繰り返していました>(しまじろうぷう 女性 38歳 岩手県 無職 未婚)

 

 

思い出すなー。私も、子どもの頃、大好きなじいちゃんに

「じいちゃんは年をとったら死んじゃうの?もっとしわくちゃになっちゃうの?

絶対死なないでね」って言って、

心配でぎゅっと抱きしめたことがあったらしいんです。

 

「らしいんです」っていうのは、ちっちゃかったんで

自分ではあんまり覚えてないんですけどねase2.gif


そしたら、じいちゃんはボケてからですね、

誰にでも毎回毎回それを言うようになっちゃった。

 

私が「はずかしいからやめてよclip_image004.gif」って言っても、

「理恵子がこう言ってくれた」「抱きしめてくれた」って

一日になんべんも言って、言いながらぼろぼろ泣いてるんですnamida.jpg

 

ボケちゃって、いろんな記憶があいまいになったり、忘れたりしてるのに、

それだけは忘れないで残ってくれて、じいちゃんのひとつ話になってた。

 

「俺にあの時、こう言うたで。俺はもう、うれしゅうて、うれしゅうて」

 

いやー、我ながら人騙すのうまいなーっていうか。

じいちゃんの中では、ちっちゃかった私がしたことが

何があっても消えないhikari002.gif黄金の思い出hikari002.gifみたいになってた。

 

このおばあちゃんも、覚えてるんじゃないですか。

誰かが帰ってくるのを待ってるって、すごい幸せなことだもんねstar.jpg

 

「お帰りー。待ってたよmusic07-002.gifって言いたい。

 

ばあちゃんの中では、それだけは何があろうと消えない

幸せな記憶なんですよ、きっとねswitch.jpg


誰も帰ってこない家で自分で灯りをつけるとか、

ああ、寒いって暖房を自分でつけるとか、

ひとり暮らしだとどうしたってそうなるもんね。

帰ってくると灯りがついてる、ごはんをつくってるにおいがして、

玄関で靴が散らかってるっていうのは、家族がいるっていいなーって思う瞬間、

幸せのしるし、幸せの象徴だと思いますhana.jpg


だからおばあちゃんは待ってるんですよ。いつも。


お題