シリーズ累計205万部突破!
不動のベスト青春ミステリ

米澤穂信〈古典部〉シリーズ

いまさら翼といわれても 米澤穂信

作家生活15周年――
待望の〈古典部〉シリーズ
最新刊『いまさら翼といわれても』発売!

ニュース

更新情報

〈古典部〉シリーズホームページがリニューアルオープンしました。

11月30日(水)発売予定の〈古典部〉シリーズ最新作『いまさら翼といわれても』に合わせ、〈古典部〉シリーズホームページがリニューアルオープン!今後も作品に関する情報やコンテンツを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

写真/清水厚

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〈古典部〉シリーズホームページがリニューアルオープンしました。

11月30日(水)発売予定の〈古典部〉シリーズ最新作『いまさら翼といわれても』に合わせ、〈古典部〉シリーズホームページがリニューアルオープン!今後も作品に関する情報やコンテンツを更新していきますので、よろしくお願いいたします。

〈古典部〉シリーズとは?

『折れた竜骨』『満願』『王とサーカス』……進化し続けるミステリ作家・米澤穂信の、進化し続ける原点。挑むは、日常の謎と、青春の苦悩――本格学園ミステリ。

「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」をモットーとする“省エネ”少年・折木奉太郎は、姉の命令で、高校入学と同時に部員ゼロの古典部に入らされる。そこで出会ったのは、清楚だが大きな瞳におさえきれない好奇心がにじむ少女・千反田える。中学校からの友人、福部里志と伊原摩耶花も古典部に加わり、奉太郎は仲間に依頼され、さまざまな謎を推理・解決していくことに……。

登場人物紹介・キーワード

〈古典部〉シリーズの主要キャスト、シチュエーションをご紹介します。

折木奉太郎(おれき・ほうたろう)
●経歴:鏑矢中学卒。2000年4月、神山高校に入学。姉・供恵のすすめで廃部寸前の古典部に入部。成績は中庸で350人中175位(一年前期中間考査結果)。文系を選択した。
●性格:省エネ主義を標榜する。モットーは「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことは手短に」。
●口癖:心の中で、よく「さいですか」と呟いている。
●趣味:(自覚はないが)読書。部室でよく文庫本を読んでいる。コーヒーの好みは浅煎り。
千反田える(ちたんだ・える)
●経歴:印地中学卒。「一身上の都合」で古典部に入部。部長に。神山市の四名家のひとつ、豪農・千反田家のひとり娘。成績優秀で学年5~6位。理系選択予定。
●性格:好奇心が非常に旺盛で時に猪突猛進する。観察力、記憶力に秀でるが分析する能力に欠ける。
●外見:きれいな長髪、楚々とした物腰、背は高めですらりとしている。目が大きい。視力が2.0を上回るほか、五感が鋭い。
●口癖:「わたし、気になります」
●趣味:料理は非常に上手。抹茶牛乳好き。
●その他:お酒にとカフェインに弱い。ウィスキーボンボン程度でも酔ってしまい、笑い上戸となり絡んでくる。
福部里志(ふくべ・さとし)
●経歴:鏑矢中学卒。古典部、手芸部に所属し総務委員会にも入っている。中学時代に“ある災難”に遭い奉太郎と知り合う。以降、友人となる。
●外見:背は低く遠目には女子のよう。青瓢箪。巾着袋を愛用。
●性格:広く浅く何事にも首を突っ込むタイプ。モットーは「ジョークは即興に限る、禍根を残せば嘘になる」。
●口癖:「データベースは結論を出せないんだ」
●趣味:似非粋人(折木評)で好みが変わりやすいが、サイクリング(マウンテンバイクを愛用)とシャーロック・ホームズとアーケードゲームは愛好。
●その他:伊原から何度も告白を受けているがはぐらかし続けている。
伊原摩耶花(いばら・まやか)
●経歴:鏑矢中学卒。奉太郎とは小中学校の9年間クラスメートだったが、神山高校に入って初めて別に。漫画研究会、図書委員会所属。古典部には5月に入部。
●外見:背は低く童顔。小学生に見えなくもないほど。
●性格:気が強い。責任感も強い。
●口癖:特にないが口調は辛辣。奉太郎に対してはことさら厳しい。
●趣味:実作もするほど漫画には真剣に取り組んでいる。海外ミステリもそこそこ好き。
●その他:ふくちゃん(里志)に思いを寄せ、何度か告白している。
折木供恵(おれき・ともえ)
●経歴:奉太郎の姉。神山高校古典部OGで現在は大学生。廃部寸前の古典部を存続させるため奉太郎に入部を勧めた(というより強要?)。
●特徴:非常に活動的。合気道と逮捕術に秀でる。
●趣味:旅行。大学入学とほぼ同時にユーラシア大陸横断のひとり旅に。2000m台の山々への登山経験もあり。
神山高校
生徒数約1000人の一般的な進学校。文化系の部活動が盛んで、古典部や水墨画部等、珍しい文化部も多数存在。10月の文化祭は2000年で42回目を数え、51の団体が出展。俗称は「カンヤ祭」。制服は男子が詰め襟、女子がセーラー服。
古典部
文化祭で発表する文集「氷菓」が30年以上の伝統を持つ歴史ある部。ただし3年連続部員ゼロで2000年に入部者がいなければ消滅することになっていた。活動目的は今のところ定かではない。部室は特別棟の4階の角。地学講義室と併用。顧問は大出先生。2年前の部室は生物講義室(真下の3階。現在は壁新聞部部室)。
神山市
中部地方にあると推定される緑豊かな地方都市。高山地帯(神垣内連峰)に近い。北東部には丘陵地帯(陣出)が広がり、中心部からバスで1時間半の山間には温泉も(財前村)。旧家名家が多く特に有名なのが荒楠神社の十文字家、書肆百日紅家、豪農千反田家、山持ちの万人橋家。家名の最初の文字がすべて漢数字で桁がひとつずつあがっていくため“桁上がりの四名家”と里志が命名した。

新刊情報

いまさら翼といわれても 米澤穂信
  • 『いまさら翼といわれても』
  • 2016年11月30日(水)発売
  • ※地域によって発売日が前後する場合があります。
  • 誰もが「大人」になるため、挑まなければいけない謎がある。 〈古典部〉4人の過去と未来が明らかになる、 瑞々しくもビターなミステリ短編集!
  • ISBN 978-4041047613
    定価:本体1480円+税
    四六判上製

あらすじ

神山市が主催する合唱祭の本番前、ソロパートを任されている千反田えるが行方不明になった。夏休み前のえるの様子、摩耶花と里志の調査、課題曲、ある人物がついた嘘――奉太郎が導き出し、ひとりで向かったえるの居場所は。 そして、彼女の真意とは?(表題作)

「良質な連作短篇ミステリにしてシリーズ最重要作。」―― 村上貴史(書評家・「本の旅人」12月号より)
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スペシャル企画

米澤穂信の一問一答!

質問募集期間:2016年11月21日(月)〜12月15日(木)

著者・米澤穂信さんが、あなたの質問に答えます!

質問応募フォームはこちら

これまでのQ&A

更新Q7~9
【Q7】「正体見たり」に登場した善名姉妹は「汎夢殿」(編集部注:米澤穂信さんのブログ)にて伊原摩耶花の姪と紹介されていますが、摩耶花には兄か姉がいるのですか?(トマーさん)
米澤さん:伊原の兄弟姉妹についてはいまのところ伏せたいと思っていますが、善名姉妹はおそらく「姪」ではなく、年の離れた従姉の子といったところではないかと思います。「いとこ姪」の方がより正しいですが、古典部の面々が正確な血縁関係を気にしなかったため、なんとなく「姪」で片づけられたのでしょう。今回福部里志が「甥」を「いとこ甥」と詳述しているのは、彼ならではのこだわりです。
【Q8】〈古典部〉シリーズだけでなく、〈太刀洗〉シリーズ、『追想五断章』などの他作品にも『深層』という雑誌がたまに登場していますが、どういった意図が込められていますか?(匿名希望)
米澤さん:たぶん とくに いみは ない
【Q9】古典部シリーズは「日常ミステリ」ですね。どう思い付くのですか?(ねじまき鳥さん)
米澤さん:「日常の謎」といいますが、これもミステリの一種です。ミステリへの理解というか、自分の中に蓄積しているミステリの経験が、やはり一番の基本になると思います。フーダニットなのか、ハウダニットなのか、密室ものなのか、暗号ものなのか、倒叙なのか、叙述トリックなのか……。そしてもう一つは、当然のことではありますが、毎日の中でアンテナを高く上げることです。一時間も散歩すれば、実際に小説になるかどうかはさて置き、不思議なことの三つや四つは見つかるものです。
更新Q4〜Q6
【Q4】初めまして。米澤先生の本が1番好きな者です。質問が2つあります。
1.どのような時にネタが思いつくのか
2.どのような環境で執筆しているのか
2についてですが、自室に籠って一睡もせず……という感じで、なるべく詳しく教えていただけると幸いです。(瀬奉さん)
米澤さん:1.仕事部屋でじっと考えた挙げ句にようやく思い浮かぶこともありますし、案を練るため歩いている時に着想することも、いったん小説から離れてぼんやりしているときに思いつくこともあって、いろいろです。 2.仕事部屋で、もっぱら昼間から夜にかけて書くことが多いです。畳に座布団を敷き、肩の凝らない高さのものを探した机にノートパソコンを置いて、主に正座で書いていきます。よく足が痺れてしまって、手洗いに立つにも苦労します。
【Q5】言葉遣いが丁寧な千反田さんですが、家で鉄吾さんや家族のことをどう呼んでいるのでしょうか。 「お父さん」 ? それとも「お父さま」 ?(あまえびさん)
米澤さん:千反田は言葉遣いが丁寧ですが、丁寧すぎる物言いはあまりせず、たとえば基本的に、ふだんから「言う」を「申し上げる」とは言いません。それに照らすと、「お父さん」ぐらいが妥当ではないかと思います。
【Q6】古典部シリーズには古典ミステリにちなんだ副題がつくことが多いですが、『クドリャフカの順番』だけ他と毛色が違うように思えます。あれも、元ネタのミステリ作品などがあるのでしょうか?(じゃむさん)
米澤さん:いいえ、『クドリャフカの順番』に関しては海外ミステリから引いていません。引くならドロシー・セイヤーズの"Gaudy Night"(『学寮祭の夜』)かなと思いましたが、"Gaudy days"ではあまり引用してきたように見えませんし、ここは無理にもじるよりも素直にお祭りの楽しさを表わした方がいいと思ったのです。同一事件を多視点から追う書き方については、恩田陸『ドミノ』や伊坂幸太郎『ラッシュライフ』など日本のものから大きな印象を受けていて、海外古典ミステリの文法を用いている感じがあまりしていなかったことも、強いて翻訳物から引かなかった理由の一つかもしれません。
更新Q1〜Q3
【Q1】短編集『いまさら翼といわれても』では、かなり昔に書かれた短編まで収録されるようですが、それに関してなにか大変だったことなどあったのでしょうか。(小雪さん)
米澤さん:自分でも意外だったのですが、書いた時期が離れているために苦慮したことはありませんでした。短篇集を編むにあたり、季節感の調整を施したぐらいです。
【Q2】古典部シリーズの新作、とても楽しみです!早速ですが質問です。
米澤先生は古典部シリーズで、基本折木目線で物語を書いていますが、『クドリャフカの順番』の時のように、部員4人それぞれの目線で書き分ける際、折木ならスペード、里志はクローバー、千反田はハートで、摩耶花はダイヤ、といったようにマークで分けてらっしゃいますね。これは米澤先生が物語の人物へのイメージで当てはめていると思うのですが、米澤先生はこのトランプの4つのマークにそれぞれどのようなイメージを持っているのでしょうか? 私、気になります!(Wチーズバービーさん)
米澤さん:スペードはまさに切り札です。ふつうは最強のスートですし、スペードのエースだけ特別な図柄で描かれたりもしますね。 クラブは棍棒が元だけに、切れ味はなくとも様々な用途に用いることができる汎用性を感じます。 ハートは聖職者を連想させるスートですから、現実よりも理想を、妥協よりも祈りをイメージします。 ダイヤは世間を思わせます。苦しいこともきたないことも、生のよろこびもその中にある、といった感じです。
【Q3】〈古典部〉シリーズでは料理描写が多く見受けられますが、米澤先生は料理をする際や、食事をする際に「これだけは譲れないこだわり」はありますか? もしあれば教えてください。(煮えるさん)
米澤さん:まわりの迷惑にならなければ、おいしく食べるのが一番だと思います。料理をするときは、きゃべつは三十秒以上炒めないようにしています。
更新
頂いたご質問、米澤先生からの回答は11月28日よりこちらで随時発表予定です!

著者プロフィール

米澤穂信(よねざわほのぶ)

1978年岐阜県生まれ。2001年、第5回角川学園小説大賞(ヤングミステリー&ホラー部門)奨励賞を『氷菓』で受賞しデビュー。11年『折れた竜骨』で第64回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)、14年『満願』で第27回山本周五郎賞を受賞。『満願』、15年『王とサーカス』はそれぞれ3つの年間ミステリ・ランキングで1位となり、史上初の2年連続3冠を達成。近著に『真実の10メートル手前』。

シリーズ既刊

シリーズ第1弾『氷菓』

内容紹介
何事にも積極的に関わらないことをモットーとする奉太郎は、高校入学と同時に、姉の命令で古典部に入部させられる。さらに、そこで出会った好奇心少女・えるの一言で、彼女の伯父が関わったという三十三年前の事件の真相を推理することになり——。米澤穂信、清冽なデビュー作!(角川文庫)
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シリーズ第2弾『愚者のエンドロール』

内容紹介
古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。犯人は? その方法は? 結末探しに乗り出したメンバーが辿り着いた、映像に隠された真意とは――。(角川文庫)
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シリーズ第3弾『クドリャフカの順番』

内容紹介
一大イベント、神山高校文化祭! 賑わう校内で奇妙な連続盗難事件が発生する。犯人が盗んだものは碁石、タロットカード、水鉄砲――。事件を解決して古典部の知名度を上げようと盛り上がる仲間たちに後押しされて、奉太郎は謎解きを開始する。(角川文庫)
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シリーズ第4弾『遠まわりする雛』

内容紹介
奉太郎はえるの頼みで、地元の祭事「生き雛まつり」へ参加するが、事前連絡の手違いで、祭りの開催が危ぶまれる事態に。えるの機転で祭事は無事に執り行われたが、その「手違い」が気になるえるは、奉太郎とともに真相を推理する――。(角川文庫)
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シリーズ第5弾『ふたりの距離の概算』

内容紹介
春を迎え、古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、謎の言葉とともに、入部はしないと告げてきた。えるとの会話が原因だということに納得ができない奉太郎は、マラソン大会を走りながら、新入生の心変わりを推理する――!(角川文庫)
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アニメ「氷菓」

スタッフ

  • 原作・構成協力:米澤穂信
  • シリーズ構成:賀東招二
  • キャラクターデザイン:西屋太志
  • 音楽:田中公平 監督:武本康弘
  • 制作:京都アニメーション
  • 製作:神山高校古典部OB会
  • © 米澤穂信・角川書店/神山高校古典部OB会

キャスト

  • 折木奉太郎……中村悠一
  • 千反田える……佐藤聡美
  • 福部里志……阪口大助
  • 伊原摩耶花……茅野愛衣

コミック

「少年エース」(毎月26日発売)にて
コミック版「氷菓」連載中!

  • 原作:米澤穂信
  • 漫画:タスクオーナ
  • キャラクター原案:西屋太志(京都アニメーション)
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